ウェクラ短信146
燧ヶ岳 尾瀬
2017/05/19
黒川、大橋

7:38 七入手前の国道から、青空のなかに燧ケ岳が見える。今年は雪が多いなー。














コースタイム
御池駐車場8:09-広沢田代9:04-熊沢田代10:30-山頂12:0013:10-熊沢田代13:27-御池駐車場14:24

ルート図






 今季の山スキーもそろそろ蔵入りの季節になってきたが、燧ヶ岳は未だ登っていない。R352の開通が遅れるという情報があったため(実際は5/2開通)、連休は至仏山にシフトし、先週も各自の都合で見送っていた。今週も前半は天候が不調だったが、金曜は晴天の予報だったので、急遽、燧行を思い立ち、グループメーリングで呼びかけたところ、Oさんが手を挙げてくれた。
 
5時鹿沼を出発、県境の山王峠付近からモヤがかかっていたが、南会津まで来ると太陽が顔を出した。一月前は未だ道路の両側に雪が残っていたが、今はすっかり消えてしまっており、あちこちでトラクターが田畑を耕している。山々の雪もほとんど消えかかっていたが、大戸沢岳は未だ大分雪が残っている。中腹辺りは未だ山スキーができそうだ。
 七入に入ると燧ヶ岳が正面に見えてくる。今年は雪が多いせいか、山腹のハイマツ林の筋が細いようだ。御池の駐車場に着くと、周囲は未だ雪がうず高く残っていた。平日なので車は少ない。一人だけ山の猛者らしい山スキーヤーが準備をしていた。
 
8時頃、登攀開始、登山口からの緩斜面は雨が流れた跡だろうか、雪面の彼方此方に大きな窪みができていた。燧ヶ岳は何度も来ているがこんな現象は初めてである。
 広沢田代手前の急登、スキーアイゼンを持ってくるはずだったが、最後で入れ忘れたらしい。何とかやり過ごしたが、備えを怠り結果オーライでは、今に痛い目を見る、心せねばならない。
 広沢田代の木陰で小休止、微風快晴、陽射しはきついが、あまり汗は掻かずに済みそうだ。広沢田代を過ぎると、左にトラバースし熊沢田代の夏道を迂回する。熊沢田代からは残り1/3の行程だ。
 森林限界を過ぎると最後の急登、滑るには良い斜面だが登りは辛い。歳を感じてしまう。休まず登り詰め12時丁度に山頂着。今年は雪が多いので頂上直近までスキーを履いて登ることができた。山頂は、我々二人と一緒にスタートした独行山スキーヤーだけだったが、後から登山客と山スキーヤーが四五人登ってきた。
 快晴で四方の眺めが素晴らしい。南側の山々は雪がほとんど残っていないが、北側は越後三山、飯豊連峰など、未だ雪の峰々が連なっていた。連休に登った至仏山も未だ白い斜面を残していた。缶ビールで喉を鳴らしながら昼食を取る。厳冬期と異なり春スキーはのんびりできる。
 
シールを外して滑降開始、頂上から森林限界の斜面を一気に滑り降りる。雨が流れた跡がの残り、先日の至仏ほどではないが、樹々のない斜面の滑降は爽快である。喘ぎながら登った斜面も、下りはあっという間終わってしまう。
 何時もは熊沢田代の南側からモーカケ沢沿いに降りることが多いのだが、今日は、熊沢田代の木道を登り、真っすぐ御池の駐車場に降りることにした。田代からの急斜面も中々楽しめるコースである。
 広い斜面を滑り降りるのは気持ちが良いが、樹々を縫って滑るのも、2月、3月は綺麗だった雪面も、今はゴミだらけだが、それはそれで山スキーの楽しさではある。途中、新潟から初めて来たという単独の人が、ルートが不安だというので、駐車場まで一緒に降りてきた。今年の燧はこれで終わりかな。お疲れ様でした。




8:17 この辺りだけ、雪面がクレーターのようにでこぼこになっていた。地層と雨の影響だろうか。
10:10 熊沢田代手前にくると燧ケ岳が顔を見せてくれた。暑さはそれほど感じなかった。


11:21 際どい所をショートカットする。長年の技がそうさせるのか、それともコース取りを誤ったか。
11:37 山頂手前の大斜面に取り付いた。ここから40分の頑張りで山頂に着く。

11:49 急斜面の辛い登りが続く。遥か彼方には日光連山が見えた。

11:54 会津駒ケ岳や中門岳に背中を押されてここまで来た。

























12:04 右が燧ケ岳の柴安嵓(シバラスグラ)。その左の雪原が尾瀬ヶ原でその先に至仏山が見えた。

12:05 真ん中の平らで白い所が尾瀬沼。一日中、山荘への荷揚げのヘリ音が聞こえていた。 12:05 越後の山並みも良く見えた。


13:13 山頂でノンビリした後は、大斜面の滑降が待っていた。

13:18 気合い入れまくりのKuさん。 熊沢田代を直滑降。後方には燧ケ岳が「また来いよ」と微笑んでいた。

13:41 熊沢田代から、スキー板を外して1986mピークまで登り返した。

14:09 木々を交わし、急斜面を滑り降りる。山スキーの醍醐味を存分に楽しむKuさん。 14:13 山スキーの腕前が試される斜面とヤブを、本領を発揮して滑り降りる。



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