ウェクラ短信143
三岩岳 南会津
2017/04/08
加藤、黒川、山﨑

さあ登るぞう!












参考情報

なし

コースタイム
旧登山口7:30-ピ-899.58:0717-ピ-130810:1525-ピ-169912:0515-避難小屋12:4013:20(下山)旧登山口15:50

ルート図





今回は3人パーティー、先々週の三岩岳は1699m地点までの登攀だったので、今日は頂上を目指そうと、出発時刻を早め4時半頃に鹿沼を出発した。予報では終日曇りで、朝のうちは雨模様で気掛かりな天候だったが、南会津に入った頃には雨は上がっていた。
 
今年は例年より雪の多い年だったが、4月上旬ともなると雪解けも進み、山肌は雪がまだらに残り、川は雪代で濁流が水嵩を増していた。
 
730分頃、三岩岳登山口(770m)から登攀開始、登り始めは130mの急登である。ルートを見極めながらキックターンで登っていく。呼吸が整ってきた頃アンテナのピーク(900m)を過ぎる。ここからしばらく細尾根が続く。
 
1000m付近から又100mほどの急登、この辺りからブナ林に入る。登山者が3人追い越していった。急登を過ぎると広いなだらかな斜面が続く。左手に三岩岳が白い山容を現す。思わずカメラを向ける。
 
1309mのピークをトラバース気味に過ぎ、鞍部から尾根筋を登っていく。左方の三岩岳、大戸沢岳の眺望が素晴らしい。予報に反した陽射しに雪山が映え、白銀の山肌にブナ林のアクセントがとても美しい。
 
陽射しが強く登りも相まって、首に掛けたタオルが絞れるほど汗をかいてしまった。冬山の延長のようなつもりで来たため、水も不足気味。素晴らしい眺望とは裏腹に、次第に足が重くなっていく。それでも前回の到達点(1699m)を過ぎ、1240分、窓明山への分岐点である避難小屋(1845m)に到着、小屋は屋根だけ出して雪に埋まっていた。
 
頂上は直ぐ先に見えるが、ここからは凡そ1,000m、高度差220m1時間は掛かる。3人ともバテ気味のようで、登頂は又お預け、次回に持ち越して、ここで弁当とする。体力消耗のせいか、食べ物があまり喉を通らない。
 
食事もそこそこにスキーのシールを剥がし、滑降の準備。此のところの陽気で雪はザラメ状態だが、手を差し込むとさほどに締ってはいない。それでも3月の重い雪よりは滑り易すそうだ。
 
早速Yさんが華麗に滑降していった。Kさんもスムーズにターンを決めていく。鞍部まで続く丁度良い斜面、気持ち良く滑るはずだったのだが、登りで汗をかき過ぎ、水分・塩分が不足してしまったせいか、途中で太腿が攣ってしまった。先に行った二人を待たせ、雪を食べたりして回復を待ち、何とか二人に追いついた。次は入念に暑さ対策をしよう。
 
1309mからの斜面も中々に良かった。細尾根とアンテナピークからの急坂は、慎重にやり過ごし、350分、無事登山口に着いた。8時間20分、高度差1100mの山行だった。
 
三岩岳は、取り付きの急登や細尾根の難はあるものの、素晴しい眺望、美しいブナ林、藪の少ない滑降に手頃な斜面が続き、魅力的な山である。次は是非頂上に立とう。


檜枝岐途次の山々雪まだら雪代繁く瀬は速みたり

白銀に墨絵の如きブナ林鳥は囀り山は微笑む

                                                                            ku.




ブナ林を登る
始めから急登

この辺りはまだ元気なのだが

三岩岳が見えてきた




















小休止
滑降が楽しみ

眺めは良いのだが

一番つらい所


























シールを外して滑降準備
雪に埋もれた避難小屋、今日はここまで

滑降開始


格好な斜面
綺麗なシュプール

カッコいい! さあ行け!

ブナの木々を縫って滑る 
無事下山  









Home