ウェクラ短信 125
外山沢川緑沢 奥日光
2016/06/18
大橋
(ラバーソール)
5:51 赤沼茶屋からハイブリッドバスに乗って、弓張峠下に降りた。ここから林道を利用して、外山沢川を目指す。

















参考情報
「その空の下で。。。」2004.08.09 奥日光 外山沢川 緑沢

コースタイム
弓張峠5:51-庵滝6:40-緑沢入渓6:53-緑滝第一7:10-緑滝第二7:25-二段40m7:37-2段15m9:22-登山道10:18~30-湯元キャンプ場11:50-湯元温泉東武バス12:00-赤沼茶屋着12:22

ルート図






 「外山沢川緑沢」は今回で三度目になる。一回目は、緑滝の下に雪があり、ひやひやしながら登った記憶がある。その後支流に引き込まれ、苦労しながら本流に戻った。結果、緑滝第二滝といったらよいのか、20m滝を高巻いたことになった。そこから記憶がなく、湯元温泉に抜けたのか、下降してしまったのか忘れてしまった。二回目も記憶が定かでないが、このときは白根山登山道に詰め上がり、外山から湯ノ湖に下山した。
 
今回は単独で臨むことになった。赤沼茶屋5時30分発のハイブリッドバスを利用して、外山沢川から緑沢を遡行し、白根山登山道から湯元温泉に抜ける計画である。
 
弓張峠で下車し、沢支度を始めたが、聞こえるのは鳥の声と、風の音と、ときどき意味不明の音が聞こえるだけであった。心細くなったが、意を決して林道へと身を乗り入れた。少し進むと「国立環境研究所」の立派な建物がある。そこから先は獣道を利用して、外山沢川沿いに上流へと進んだ。突然、目の前から小鹿が飛び出した。休んでいたのか、他の獣から身を隠していたのか、驚いた。やがて獣道は右岸沿いとなり、河原へと導かれていった。
 
この辺りは伏流となっていて、二俣のある緑沢は、水がなかった。せっかくなので庵沢にある庵滝を見に行くことにした。この辺りは見学者がいるのだろうか、道がしっかりとできていた。
 
緑沢入渓は、二俣まで戻らなくても、小さな左岸尾根を越えると簡単に降り立つことができる。外山沢の二俣辺りから、水がちょろちょろと出てきた。案の定、第一緑滝25m(この上にも20m滝がある、地形図ではどちらが緑滝か分からないので、最初の滝を第一、次を第二とした)も水が少ない。前方に見える支流からの水量が多く感じられた。ここは一回目に来たときに、本流と勘違いした所である。
 
第一緑滝は、支流の左岸に取りつき、本流へトラバースしなくてはならない。ここをトラバースしないと支流に入り込んでしまう。
 
扇状になった、黒光りする第二緑滝は、左岸にホールドもあり傾斜も緩い。白根山登山道から、湯元スキー場に下山することを考慮して、ラバーソールにしたが後の祭り、黒く濡れている所が滑る。乾燥した所にホールドがある訳ではないので、緊張する。落ち口が狭くなっているので水流だけとなり、出来るだけ右の灌木帯にホールドを見つけては、じりじりと進んだ。なんとかやり過ごし、ほっとするのも束の間、行く手には黒光りしたナメ滝が見えた。
 
取りつく前から心臓が高鳴っていた。ここも出来るだけ濡れた岩を避けて行くことにした。徐々に傾斜も立ってきて、草付きに逃げたら、しっかりした巻き道があった。落ち口が少し緊張したが、やれやれといった気分でへたり込んだ。


7:10 第一緑滝25m。水が少なくて迫力がない。左に見えるのが支流。支流の左岸を登り、右にトラバースして本流に出る。
6:46 庵滝。滝に日が差すと虹が見えるだろうか。


7:32 前方奥に2段40m滝がある。
7:23 第二緑滝20m。ここも水が少なく迫力がない。傾斜の緩い、ホールドがある左岸沿いを登る。落ち口が難しかった。


8:21 自分以外の物が無造作に置いてあると驚く。 (緑色のザック)
7:37 2段40m滝。上流にはっきりした巻き道がある。

 この先は難しい滝もないので、ゆったりと登山道を目指そうと歩きだした。と、前方に自然界の色彩とは異なった物があるのを発見した。薄緑色の大型ザックと、括り付けられた赤色のピッケル、3mほど離れた所にワカンが一個見えた。どう見てもリュックを担いだまま倒れているように見える。その場所を通過するには、どうしてもリュックに目がいってしまう程狭い場所であった。知らんふりするわけにもいかず、日光警察署を呼び出すと電波がつながった。「頑張って、近くに行って確認して下さい」と言われ、遠目から恐る恐る確認すると、赤いリュックがもう一つ並んで置いてあった。再度連絡すると「写真を撮って、帰りに日光警察署に寄ってください」とのこと。なんだかんだで、ここで45分程費やしてしまった。お二方はどうしたのか、思いを巡らしながら、疲れた身体で先を急いだ。

 今日は朝から上手く歩くことが出来なかった。バランスが悪く不安定になったり、登攀していても納得できない登りとなった。この様な事はその日によって違うとsawakazeさんが言っていたが、そうなのだろう。登山道に出るまで何度立ち止まったことだろうか、辛い登りを終えたときは登山道脇にへたり込んでしまった。日曜日の快晴とあって、白根山を目指す登山者が、途切れることなく通り過ぎて行った。



9:05 雪が残っているとは思わなかった。慎重に通過した。
9:22 2段15m滝。水があれば綺麗なのだろう。どこでも登れるだろうが、右岸の窪を登った。


10:18 白根山と湯元温泉をつなぐ登山道に出た。登山者が多くみられた。
10:04 最後の詰めは笹原で歩きやすい。傾斜も徐々に緩んでくる。


11:47 湯元キャンプ場の先には、湯ノ湖と男体山が見えた。
12:22 湯元温泉から赤沼茶屋まで東武バスを利用して戻ってきた。左に止まっているのは順番待ちの車。



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