ウェクラ短信 121
燧ヶ岳 尾瀬
2016/04/20
黒川、大橋



燧ヶ岳頂上から 本当に良い天気 山脈のなかに駒ヶ岳、三岩岳が見える 


コースタイム
御池駐車場8:25-広沢田代9:40-熊沢田代11:00-山頂直下暗部12:28-山頂12:36-山頂直下鞍部13:47-ハイブリットバス専用道路14:42-御池駐車場-15:14

ルート図






 御池までの通行止め規制を調べていたら、例年より2週間以上も早く開通することが分かった。御池まで車で行ければ、燧ケ岳スキーができる。天気の良い日を選んで黒川さんと出かけることにした。
 
今年は本当に雪が少ない。沼田街道を走っていても、道路脇に雪を見ることがなかった。桧枝岐温泉街を過ぎてから、徐々に雪が見えてきた。積雪量を心配した御池駐車場は、いつもの見慣れた雪山の風景がそこにはあった。
 
身支度をして、駐車場から直接樹林内にスキーを進めた。直ぐに広沢田代への急登が待っている。斜面に変化があり、出来るだけ緩斜面を選んで上を目指すが、ヤブに捕まったりして思うように進むことができない。スリップしないようにストックで支えるが、油断していると後戻りしたり横滑りして、苦労して登った距離を無駄にしてしまう。前日に降った雪が2~3cmあり、その下がアイスバーンになっている所などは、特に慎重となる。体力と神経を使う。
 
緩斜面となり、振り返ると昨年昇った大杉岳が見えた。広沢田代では、どこに木道があるのか想像することもできないくらい、雪に覆われていた。ここから熊沢田代に出るまで、更に急登が待ち受けている。
 
先程の広沢田代手前の急登で慣れたのか、それ程の苦労もせずに1986mピークを回り込んで、熊沢田代に出ることができた。先ほどまで見えなかった会津駒ヶ岳や三ツ岩岳の雄姿が、後方にどっしりとした姿を見せていた。前方には、これから目指そうとする燧ケ岳の全容を見ることができた。熊沢田代から樹林帯に入り、樹林帯がなくなる所でこれからの急登に備え、最後の休憩をとった。
 
ここから標高差にして200m、我々だと1時間以上かかるかもしれない。黒川さんがスタートした。年齢に見合わず、惚れ惚れするような力強い足運びだ。根っからのスイマーなのだろう先ほどの時間が気になるのか、どうも直登するつもりらしい。余りにも上に行き過ぎて、下山してきたスキーヤーに「これ以上行ったら藪になり、トラバースできないよ」と言われた。直登の頑張りが効いたのか、山頂直下の鞍部が直ぐ目の前あった。
 
山頂からは360度を見渡すことができた。遠くは飯豊連峰から、守門岳、浅草岳。目の前には平ケ岳、その奥には越後三山を見ることができた。
 
下山は、東田代からブナ平に流れ込む、モーカケ沢をルートに選んだ。山頂から東田代までは快適なスキー滑走ができた。特に山頂直下からの斜面は樹林も少なく、スキーも気持良く曲がって、山スキーを思う存分楽しむことができた。モーカケ沢に入ると雪も重く、ヤブも出てきたので慎重に下山した。何箇所か、沢が開いている所があったが危険なところはなく、無事シャトルバス専用道路に降り立つことができた。道路は奇麗に除雪がしてあり、いつでもバスが通行できる状態になっていた。今日は一日中荷揚げのヘリ音がしていた。御池駐車場に近づくと目の前にヘリが飛び立つ姿が見えた。週末は群馬県側の鳩待峠が開通する。これからの尾瀬は、華やいだ姿を見せることだろう。
                             
O.



10:45 1986mピークを巻いて熊沢田代を目指す。 左は大杉岳。右奥には会津駒ケ岳や三ツ岩岳を見ることができた。
10:53 思いの外、雪は付いている


10:54 熊沢田代、平日なので人が少ない。
12:36 山頂下には尾瀬沼が白く輝いていた。その奥遠方には、日光連山が見えた。

12:37 平ケ岳の右には越後の山並みが見えた。


12:41 今日も天候に恵まれ山頂を踏むことができた。
12:43 至仏山。今年は行けるだろうか

13:47 これからの滑走に笑みがこぼれる。さー行くぞ~!
13:53 大斜面を気持ちよく落ちていく。スキー板が意のままに曲がってくれた。

13:54 Best  Ski  Best Shot

























13:55 ウーンマンダム。これだから山スキーはやめられない。

14:25 重雪と藪に注意しながら、慎重に下山する。
















尾瀬の小屋に物資を運ぶヘリ 五月連休に向けて準備が


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