ウェクラ短信 119
篠井富屋連峰 宇都宮市
2016/03/17
大橋

9:31 登山口目指して歩いている時に、若者が颯爽とバイクで通り過ぎて行った。後ろには日光連山が光り輝いていた。
















コースタイム
子どもの森8:56-中徳次郎登山口9:55-兜山10:26-黒戸山10:26-高舘山11:1421-飯盛山11:58-本山12:4113:22-男山13:39-榛名山13:49-子供の森14:25

ルート図


検証図





 篠井富屋連峰(しのいとみやれんぽう)、なかなか洒落た名前の山名である。「栃木の山」の本にも篠井富屋連峰と堂々と載っている。山並みが篠井地区と富屋地区に連なっているからこの山名が付いたと書いてあった。宇都宮市街から日光方面に向かい、徳次郎(とくじら)ICを過ぎると右手に小高い山並みが見える。そこが篠井富屋連峰である。
 
今日は兜山から黒戸山、高館山と連なる富屋連峰から、飯盛山、本山、男山、榛名山へと続く篠井連峰へ縦走する予定である。榛名山の下山口にある「こどものもり公園」に車をデポし、富屋連峰の登山口まで一般道を1時間ほどかけて歩き、周回するコースである。
 
低山では高度計が余り役立たない。登山道や林道も地形図と違っている。コンパスと地形図で現在地を確かめる。今回は単独なので、これらのことを複数しながら、現在地確認を怠らずに歩くつもりだった。
 
中徳次郎登山口の「兜山・黒戸山」の看板と現在地を確認し、林道を歩いているときも「今はここだな」と確信しながら歩いていた。地形図では「兜山」は林道の右にあり、歩いているときも「兜山」を右手に確認することができた。地形図では林道からの登山道がなく、どこかに登り口があれば寄り道するか、無ければそのまま黒戸山を目指そうと考えていた。
 
突然左側に「兜山」の案内板あった(図表の①)。現在地から地形図を確認しても、左にあるのは可笑しいと思った。このときは標高が同じ372mなので、こちらを「兜山」と命名したのだろうとこのときは思った。帰宅して検証すると、「栃木の山」の本にはアドバイスとして記載されてあった。右に見えたのが「鬼山」で、左にあるのが「兜山」となってあった。山頂からは日光連山を見ることができた。
 
林道に戻り、黒戸山へと続く登山道を見つけながら歩き出した。林道が下り勾配となりこのまま進んでは大網町に出てしまうのではと思った(図表の②)。今自分が立っている場所から検証してみると、登山口をやり過ごしてしまったのではないか、とこのときは思った。登山口を見つけながら一旦戻ることにした(図表の③)。やはり登山口を見つけることができなかった。適当なところから黒戸山を目指すことにした(図表の④)。少しのヤブを分けて進むと山頂近くに薄っすらと踏み跡があった。このことも検証してみると、もう少し林道を進んでいたら登山道を見つけることが出来たのではないかと思った。しかしあの場所で、地形図と現在地を照らし合わせたときは、黒戸山に続く登山道があるべき所になかった。と思い込んでしまったのが原因だろう。このことは、兜山が左手にある辺りからパニックになっていたのかもしれない。
 
この後は迷うことなく、高館山から飯盛山、本山、男山、榛名山と全ての山頂を踏んだことに達成感を味わうことができた。下山口の「こどものもり公園」から振り返ると、青空のなかに榛名山が高々とそびえ立っているのが見えた。

                               O.



9:55 中徳次郎登山口に着いた。
林道はどこまでも舗装されていた。

10:17 「兜山入口」この表示板から迷いが始まった。


10:52 黒戸山に着いた。ここからは先は
迷うことなく歩くことができた。

11:14 高舘山。ここは登山道から
脇道に入ったところにある。
    


 11:58 飯盛山(いいもりやま)山頂。直線距離で100mを100m高度を上げる。急登に息があがった。
 

12:41 開けた本山に着いた。左に日光連山、右に高原山が見える。篠井富屋連峰で一番景色の良い所だ。

13:39 「男山」ここも登山道から脇道に入る。

13:39 連峰最後の山、祠のある榛名山に着いた。


14:17 立派な建物が並ぶ「こどものもり公園」に下山した。




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