ウェクラ短信 106
矢櫃沢 帝釈山実川
2015/08/07
加藤、大橋、山﨑

ヤマアジサイ、またの名をサワアジサイ
















コースタイム
矢櫃橋P8:25-大丈田代12:3513:32(下降)(大休止30分)-矢櫃橋 P16:40


遡行図







晴れるのか、曇り空となるのか分からないような薄ぼんやりとした朝であった。会津に向かう車窓からも、沸きたつガスの合間から青空が見えるが、これからの天気がどうなるのかはっきりしないように思われた。しかし檜枝岐に着く頃には、沢登りに相応しい雲一つない青空となった。
 整備された砂利道の実川右岸林道を走ると、矢櫃沢橋がかかっていてその手前に駐車することができた。今日は平日とあって、釣り人も沢ヤさんの車もなかった。この時期、大量発生のアブを心配したが、沢支度最中に数匹のアブが近寄ってきただけであった。
 矢櫃沢に降り立つと、すぐ前方に1mと3m滝が見えた。ここから先も小滝が続き飽きることがなかった。久しぶりの沢歩きに、岩や石や水流の感触を楽しみたいところであったが、バランスを崩したり、つまずいたりで思うようにはいかなかった。年齢もさる事ながら、一ヶ月ぶりなので身体が順応しないのだろう。
 綺麗な4m滝を過ぎ、5m滝の右岸を巻くとしばらくは変化のない遡行が続く。前方に7m滝が出てきた。ここは古いロープが下がっている右岸の窪地から取り付く。大岩を超えるのが苦労するが、左手の丁度良い所に石が挟まっていてそれを利用して這い上がることができた。倒木を抱えた2m、4m滝を過ぎると大きな釜をもった15mナメ滝が現れた。ここは左岸沿いに進むことができた。3m、4m滝を絶妙なバランスで乗り越え、赤壁となっている4m滝のバンドを四つん這いになって通過した。
 3mクランク滝を過ぎると渓相が一変し、標高差のない静かな小川となった。くねくねと曲がっているボサ川を、水量の多い方向に進むと、右前方が急に開けて湿原が現れた。大丈田代である。その向こうには、手が届かんばかりに長須ケ玉山があった。地形図で確認すると、山スキーで来るのは奥にあるピークであろうと思われる。大丈田代には花らしい花を見ることはなかった。
 下山は何度かの懸垂下降を繰り返しながら、矢櫃沢橋に降り立ち、お互いの健闘をたたえあった。
                             O.




8:29 入渓してすぐのところにある、1mと3m滝。
8:38 綺麗な4m滝。ラバーソールでは一歩を出すのが慎重になる。今日はフェルトソールの方が良かったかもしれない。

9:15 ミニゴルジュに倒木や枝が掛かっていて遡行者を拒む。足元に注意して乗り越えていく。 9:23 7m滝が現れた。右岸の窪地に取り付き、チョックストーンを乗り越すのが面倒だった。


11:48 飽きがこない程度に嫌らしい小滝が続く。ここは右岸のザレから水流沿いに登ることができた。
10:20 15mナメ滝。釜から2mほどが嫌らしかったが、そこを過ぎると快調に登ることができた。

11:51 階段状になっている滝を、快調に足を運ぶ。

11:59 赤壁となっているバンドを利用して前進する。ここも取り付き点がきつかった。 12:00 荷が上部の岩に引っかかって上手く前進できない。体勢を出来るだけ低くするが・・・・苦しい。

12:05 矢櫃沢の最後の3mクランク滝。沢音もここで終わった。























12:11 渓相が一変し、静かな流れの中を大丈田代を目指す。 12:43 手前に小川が流れていて、その先が急に開けて大丈田代が現れた。

12:46 湿原だが花らしい花は何もなかった。その先には長須ケ玉山が鎮座していた。



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