ウェルネス・クライマーズ短信 095
二岐山、小野岳 天栄村、下郷町
2015/02/14〜15
黒川、大橋
山ア

湯野上温泉「山形屋」  豪華な料理でした
















2月14日<二岐山>

コ−スタイム
二岐山スキ−場跡地09:00−二岐山12:48〜13:15−1300m13:50〜14:20−二岐山スキ−場跡地14:50

ルート図







 山行が二日間隔で続いている。たまたまこのような日程になった訳だが、スキー用具を片付けるのが大変である。晴れの日が続いてるので一日外に出しておけば乾燥するが、雨などが降った日には山行日に濡れたままの用具を使わなくてはならない。山行日の翌日が乾燥、次の日が準備で当日を迎える。筋肉痛も抜けきらない。好きな山に向かってるのだから、家庭では笑顔を絶やさないようにしている。
 今回は黒川さんの立案で湯野上温泉の民宿を利用して、一日目が二岐山、二日目が小野岳である。共に民宿からそう遠くない場所にあるので利便が良い。目的地に向かう途中は風雪が強く運転もままならなかったが、田島町辺りから太陽が出始め、二岐山を遠くに確認することができた。
 出発してから別ルートから来たグループが先行してたので、有難くトレースを使わせてもらった。先行者は標高1400m辺りで下山準備をしていた。山の挨拶を交わし山頂を目指すことにした。標高差で残り150m、ここからが我々の力を試される登攀となった。細尾根で急登になってるので細かにキックタウンを繰り返さなければならない。数分前まで青空が見えていたがいつしか小雪が舞い始め、少しだが風も出てきた。先頭ラッセルを交代しながら、天も地もグレーとなってしまった山頂に歩を進めた。そこは白毛門山頂を思わせるようなノッペリした頂きであった。視界が良ければ素晴らしい展望が得られただろうが、残念ながら叶わなかった。記念写真を撮り早々に下山にかかった。
 滑り始めはいつも緊張する。板が上手いこと回ってくれるのか、スキー板にかかる雪質の抵抗はどうなのだろうか。先導者の滑りを見ていても、自分が滑ってみないことには分からない。しかしどうだ、苦労して登ってきた褒美なのだろう、最良の雪質となって我々を迎えてくれた。次から次と表れる原生林のブナを快適に滑走し、無事スタート地点に下山した。
 日帰り山行なら、これから鹿沼まで帰らなければならないが、有難いことに今日は近場の湯野上温泉泊まりである。冷えた身体を早く温泉で温めてあげたい。
                             O.




10:48 1100を超えたころ 一瞬が晴れ間がのぞく

09:01 元スキ−場跡から西方面へ 見える白い尾根を目指す


12:15 1370近辺からの急登 なかなか進まず 時間ばかりが過ぎる

12:23 霧氷の華 無心でラッセル 山頂は近い



12:49 二岐山 楽しみにしていた大展望は残念ながら果たせなかった

12:42 山頂近くはホワイトアウト あすなろの木もモンスター化していた



13:08 マイナス10℃の世界 シ−ルを剥がし 滑降の準備をする

13:20 ふかふかの深雪の滑降 これを期待しての辛い登りだった



13:33 乳白色のブナ林帯 気温は低いがスキ-ヤ−の熱い滑りが樹間を駆け抜ける

13:30 ヤセ尾根を過ぎブナ林に突入


13:33 いきいきとリズム感あふれた滑りを見せてくれた


一晩でで50cmの新雪が降った
























朝立ちは雪風しきりこの先は如何な山共吾等を待つや

雪曇り時折見せる青空に励まされつつラッセルし行く

粉雪に板の自在に動きたれば下手も上手と思い違へり

雪山に凍えたる身を温泉(ゆ)に温め友と宴すこの果報かな

今朝もまた雪降りしきる山に入る山酔狂も斯く極まれり

                               ku.





2月15日<小野岳>


コースタイム
小野岳登山口10:00−ピ−ク1015m12:50〜13:20−登山口14:02

ルート図





 窓を開けると、昨日から降っている雪が相当な積雪量となっていた。宿の親父さんが50cmは積もったと言っていた。それでも雪がわさわさと降り続いている。今日は観光地「大内宿」を通り過ぎた小野岳登山口から山頂を目差す予定である。除雪車が懸命に走っているが、この雪では思うように除雪も進まないだろう。県道脇に高く積まれた雪壁で、登山口が分かりにくく通り過ぎてしまった。幸いにも駐車スペースを上手い具合に見つけることができて安心した。
 登り口の雪壁を苦労して乗り越え、地形図とコンパスで進行方向を定めた。歩き始めは複雑なアップダウンがあり、取りあえずはコンパスの進行方向を目安に、弱点を見つけながらスキーを進めた。尾根がはっきり分かるようになるまでが急登で、ラッセルを交代しながら高度を稼いだ。「大内宿」で祭りをやっているようで、時折スピーカーから色々な声が聞こえてくる。内容が蕎麦の早食い競争のようだ。静かな山を楽しみたかったが残念であった。振り返ると大内宿の家並が見えてきて、一段とスピーカーの音が大きく聞こえるようになった。
 前方に高圧線の鉄柱が見えてきた。少し先の鞍部まで足を伸ばし、沢コースで下山することにした。沢に降りるまでの急斜面は、大戸沢岳の北斜面を思わせるような斜度で、短い距離ではあったが、腰まで潜る深雪に酔いしれた。沢斜面からトレース後を単調に下山し、県道131号線に降り立った。また来るであろう大内宿を後に、雪が降りしきる湯野上温泉を後にした。

                               O.




09:54 大雪で混乱 現場に予定より遅れ到着

09:58 取り付き尾根に上がるのも大変だ 入山者は当然3人 先が思いやられるが



11:30 小野岳は1000m地点までが難所と思う 深雪で90分所要 まだきつい登りが続く

10:11 地形が読めると登行にリズムが出来てきた


12:14 やや傾斜が緩む

12:34 1010mの鉄塔そば 山ブドウ 下の吹き溜まりに捕まる そこが暗く深い


13:19 今日は終了 重雪の沢にドロップ

13:19 深く重い雪だがファットスキ-は浮力がものをいう


13:19 藪が濃く快適とはいかないまでも小野岳の滑降も また楽しい

藪に注意して滑る


14:02 苦労した登り やや苦労した滑降 でも無事終わればすべて良し 眼下道は只見線へ






















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