ウェルネス・クライマーズ短信 092
金精沢 日光
2015/01/31
加藤、黒川、大橋、山ア

吹雪! 先が見えない


















 昨日降った雪の影響で、急遽博士山スキーを取りやめることにした。低気圧が去ると冬型が強くなり、東北方面の山は荒れる。せっかく遠い所まで出かけるので条件の良いときに出かけたい。山アLの計らいで、積雪が多くスキーが出来るようであれば赤薙山。積雪が少なくスキーが出来ないようであれば、金精沢を詰めて金精トンネルまで行く。と相談の結果決定した。このようなことは何故か直ぐに決まる。
 前日の計画にあった出発時間を、1時間遅らせて午前6時に出かけることにした。昨日は雪から雨に変わったので、道路がブラックアイスバーンになっていて怖い。しかし運転手は黒川さん、任せておけば安心だ。徐々に日光方面に行くにしたがって道路は圧雪状態となった。
 日光道を走行中、積雪量から判断して赤薙山は無理との決定を下し、金精トンネルに向かうことにした。この決定も早い。全員の気持ちが金精トンネルへの道程を思い浮かべつつ、湯元温泉に着いた。スキー準備をする中で、徐々にテンションが山スキーモードに変わっていくのが分かった。昨日は雪のため、寒くて一日中家の炬燵に温もっていた自分がいたが、遊びとなると現金なもので身支度が整う頃には気合入れまくりの自分がいた。
 金精沢に入ると、スノーシューのコースになっていて赤テープが所々に点々とあった。このテープとトンネルまで張ってある電線のお陰で道迷いの心配はない。右手高所に金精道路が見える頃には赤テープも無くなっていた。電線もときどきは見えるが、沢型がはっきりしてるので踏み外さない限りトンネルへと導いてくれる。しかし三つ目の橋を過ぎると直ぐに二俣になる。雪がないとこの二俣の沢型がはっきりしてるのだろうが、積雪があり吹雪のときなどは金精トンネルへと続く右沢は分かりにくい。多分、左沢は昨年大雪崩があって木々が無くなり、開けているからだろう。右沢には木々があり自然と左沢に向かってしまう。油断せず、ときどきは地形図とコンパスでの確認は必要だろう。
 いくつかの堰堤を高巻いていくと前方に板で塞いだトンネルが見えてきた。トンネル前で休もうとしたが余りにも風雪が強く、風の弱い橋下に潜り込んで休憩とした。温度計を見ると氷点下11度となっていた。風が強いので体感温度はもっと低く感じたことだろう。昼食も早々に、粉雪を蹴散らしながら直下降スタイルであっという間に下山した。冷えた身体を熱々の温泉で温もり、雪が降りしきる湯元温泉街を後にした。

                               O
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久々に雪に触れなば気も弾み吹雪を押して山路分け行く

冬ごもるトンネル口は雪風巻(ゆきしまき)憩ふ間もなくスキーを履きつ

ひしひしと凍てつく寒さもまた楽し直滑降に粉雪の舞ふ

                           ku.





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