ウェルネス・クライマーズ短信 091
会津駒ヶ岳、大戸沢岳 南会津
2015/01/11~12
黒川、山ア、大橋

08:30 正面左に見える会津駒ヶ岳登山口



















【1月11日】
 今日、明日とスキー合宿と銘打って、民宿を利用して合宿・・・・、と言いたいのだが、気持ちの上では民宿の料理と宴会を楽しみに参加している。成人の日の連休と檜枝岐スキー場でのスキー大会とが重なり、どこの民宿も混んでいるようだ。
 会津駒ヶ岳登山口には既に無人となった2台の車が止まっていて、かろうじて空きスペースに駐車することができた。登山道にはトレースもしっかりとあり、この分では今日の計画である標高1800m辺りまで行けそうである。林道からスギ林に入り、夏道登山道の大曲がりに着いた。そこにはテントが張ってあり、住人は既に出発したようである。
 先頭でトレースしたグループはどうもスノーシューらしい。スキーで登るのにはスリップして登れないような所も歩いている。我々の先を歩いていた単独者も、シールが剥がれたりして苦労しているようだ。しかしトレース後を行かないとラッセルを強いられるので、所によってはストックでスリップしないよう懸命に身体を支えながら歩かなくてはならない。体力が消耗する。
 アンテナ跡地を過ぎると、スキーヤーが下山してきたり、ワカンでの登山客がいたりで急に賑やかになってきた。軽く言葉を交わし先を急いだ。標高1650mの水場を過ぎるとアップダウンを繰り返す地形となり、森林限界辺りまで急登になったり平地になったりのいやらしい登りが続く。
 時間も14時を過ぎ標高も1800mを超えたので下山することにした。お互いが見える範囲内で立ち止まりを繰り返し、見えなくなると呼子でお互いを確認し合いながらのスタイルは、安心してスキーを楽しむことができる。このスタイルも山アLの安全登山からきてるのだろう。重い深雪を蹴ってYOIKOバーンにたどり着いたときには、他のグループの姿は既に見えず、小雪が静かに舞い降りていた。

【1月12日】
 予想していた通り、葭ヶ平スノーシェッド脇に降り立つグループはいなかった。何故かというと年末からライブカメラを通して見ているが、スノーシェッド脇に駐車してる車を見たことがないからである。
 ラッセルを交代しながら進むが、トップに立ったときは誰もが真剣になる。深雪に沈んだスキー板を雪面に持ち上げるときなどは、大腿四頭筋がブルブルしてるのが分かるようだ。特に急登でキックターンをするときには相当な体力を使う。これが2番手3番手となるとトップの人には申し訳ないが鼻歌が出てくるくらい楽に歩くことができる。交代でラッセルをすることによって、少しづつだが標高を稼ぐことができた。
 昼頃になって木々に積もった雪が吹き飛ぶほどの強い風が出てきた。風が止み視界が鮮明になった隙間をついて、山アLが野兎のように舞い降りていった。続く黒川さんも樹間を交わしながら舞い降りていった。沢沿いのコースに入り、短い距離だったが深雪のパウダーを存分に堪能することができた。
 滑走することの技術も必要ではあるが、それ以上に山を登るという技術も備わってないと、自由に山を駆ることが出来ないのだろうと思った。まだ始まったばかりの山スキーだが、今シーズンも記憶に残る山行を一つでも多く作りたいと願っている。
   
                             O





山初めは深雪積もれる駒ヶ岳幾たび来とも上りは辛し

雪雲の雲間より洩る陽の光少しき温みありがたきかな

降り積みし重き深雪に手こずりて手練の友の後方を滑る

深雪せる山入りするは我等のみ三人互みにラッセルし行く

人頼みせぬラッセルは辛けれど続くるうちに楽しくもあり

ラッセルの甲斐ぞありてか良き斜面雪はまずまず滑りぼちぼち

時として手練れも転ぶ山スキー雪に沈むも愉しげに笑み

夕されば宿に憩ひて酒を汲み四方の話に杯重ぬ

                       ku.




1月11日 会津駒ヶ岳



08:54 夏道林道を直進し 杉林からショ−トカット

10:11 夏道林道右カ−ブ地点より左小沢へ


10:58 1350m共同アンテナ

13:33 1700m地点 夏道水場上


14:28 タイムアウト1830m 
山頂まで標高差300m


15:12 いきなりの急斜面をkuさんがGO

15:12 ウサギのように躍動感があります 身体が動くということが 一番です 失礼(^^/


15:12 リラックスしていています 足がよ〜く動きます

15:52 走ってますね



15:55 いつものYOIKOバーンに無事たどり着いた。下山者は我々だけとなり静かな山となっていた。

15:16 樹間を交わし、深雪を蹴って下山を急ぐ。




1月12日 大戸沢岳



09:08 二日目は大戸沢岳


09:45 時折強風が吹き荒れる

10:25 もくもくとラッセル 先頭で道を作ることがこんなに大変とは、、 二番手は鼻歌がでるほどに楽チン



12:05 豪雪地帯のブナ 想像を超えた歴史がある 上半分は折れていた

11:46 膝下ラッセル 交代で標高を上げる 今日は12時がタイムアウト


12:44 強風の中滑降準備 
徐々に増す 胸の高まりが聞こえてくる

12:51 重雪だが斜度がある 
スピ−ドに乗り身体が宙に浮く


12:51 Kuさんも新機でナイスタ−ン

12:51 気持ちよさそうに サーフィン Kuさん ノリノリでした


12:56 小沢に入り 縦長の高速タ−ン


12:56 貸し切りの新雪バーン 粉雪舞い上げ かっ飛びました

















12:56 二日目の大戸沢岳。激ラッセルのご褒美に最高の激パウが待っていてくれた。スキーが面白いように回ってくれた。




Home