ウェルネス・クライマーズ短信 088
火戸尻山〜鳴虫山 日光南部
2014/11/30
落合、黒川、大橋、山ア

6:50 山家蕎麦処わき林道440から沢沿いに進み 右尾根に上がりピーク648を目指す















コースタイム
西小来川「山家」林道P6:50648ピーク7:30火戸尻山8:50〜9:10鳴虫山11:43〜12:35滝ケ原峠15:20〜25林道P16:57

ルート図

(下山ルート)





 先週に続いて、今週も前日光に位置するのだろうか日光南部といったのが正しいのか、火戸尻山から鳴虫山までの縦走計画を山アLが組んでくれた。このコースは10年程前に、山アLとテントを担いで鳴虫山から火戸尻山、鶏鳴山、笹目倉山と縦走したことがあった。それから何年か後に5〜6名のグループで、鳴虫山から火戸尻山への日帰り登山をやったことがある。
 今回は逆のコースを辿るわけである。メンバーはこのところ調子の上がってきた落合さん、中倉尾根でご一緒した黒川さん、今回も山崎さんをリーダーに挑むことにした。登山口のある「山家」蕎麦店に着いた。広々とした駐車場はどう見ても「山家蕎麦店の駐車場だろうし、まだ早朝で誰もいないのに勝手に駐車もできないだろうということで、その先の空きスペースに駐車した。
 林道を少し歩き、右手の小沢から取り付いた。倒木がうるさくなってきたので適当なところから右尾根に乗ることにした。尾根にはうっすらと踏み跡はあるがコンパスと高度計、地形図での現在地確認は必要だろう。標高790で東沢からの分岐となった。東沢からのコースを利用する人が多いのか、やたらと目印が目に付くようになった。
 最後の急登を登りきると火戸尻山山頂である。ここも山名を記した看板が多くどの看板も細木に針金で止めてある。針金を緩めてやる人などいないのだろう、木が悲鳴を挙げているように思えた。緩めることができたが、これからはペンチも協同装備に入れたのが良いかもしれないと真剣に考えた。
 火戸尻山を過ぎると雑木林となり、先週歩いた六郎地山方面垣間見ることができた。919P辺りに来ると特徴のない広い平坦地となった。小藪を頂点として左右で持ち主が違うのだろうか、片方だけの杉林にビニルテープが巻きつけてあった。左右どちらを歩いても進む方向は同じであるが、悩ましい地形である。小藪をわしながらスギ林を進むと前方が明るくなってきた。急に伐採した跡地となり、今までとは違う景色となり面食らった。伐採で山が痛めつけられていた。重機が通った跡を利用して996Pを目指した。この辺りにくると鹿ネットがやたらと多くなってきた。
 今にも雨が降りそうな天候であるが、日光駅から近いということもあり鳴虫山山頂には登山者が次々と表れた。山頂を後に第一計画の下山道を目指したが、山アLの判断で登山道に登り返すことにした。このまま下山していたら県道に降りられないこともないが、リスクの大きい下山となったと思う。登山道を少し進むと1084Pの合峰となる。その手前にある尾根のわずかな踏み跡を辿り、滝ヶ原峠を目指すことにした。この道も赤テープの目印があったが僅かなのでしっかりとした読図が必要だろう。969Pでうっかりして右の尾根に進もうとしたが、山アLが落木を見て「こちらに言ってはダメの意味かも知れない」と言った。長年山を歩いているとチョットした変化にも気がつくのだろう。再度地形図とコンパスで確認し正規なルートに進むことができた。
 後は迷うこともなく最終点である滝ヶ原峠に着いた。国道に降りるのに5M余りの石垣があったが、補助ロープと簡易ハーネス、カラビナで懸垂下降をし無事道路に降り立つことができた。今にも雨が降りそうな夕暮れ時の国道を、満ち足りた気分で駐車場を目指した。
                                 O.



7:45 西小来川の山林は間伐が行き届いている日差しが射しこみ循環器も快調





















857 火戸尻山頂 鳴虫山まで人と会うことは無いだろう 静かな旅が約束されている

9:08 出発して2時間とすこし日光連山が見える



9:15 六郎地もそうだった楢の木には熊の痕跡が残る

9:38 谷間の向こうに鶏鳴山が見える右の三角山は笹目倉山



10:14 数年前に来た時にもこのぬた場があったここに水流が集まる そして涸れない なぜ?

10:08 すっきりとした林間 杉林のイメ−ジの悪さもない しかしこの辺がのっぺりとしていてスキを見せると誤りやすい



11:10 鳴虫山まで50分のところ 前回なかった鹿ネットが張り巡らせてあった

11:24 ガスがかかってきた もうすぐ鳴虫山 雑木林の明るい尾根を30分間の頑張り



11:43 鳴虫山 ちょうど5時間 三人の登山者が休憩していた

11:37 目の前に見えてもこの急登をクリア−しなければ ならない 無言で足を前に運ぶ


1235 出発前に記念写真 やはり沢支度の方が似合うかも?




















先週に続いて近辺の山を素晴らしいメンバーと縦走することができた。
登山口までは近いといっても10時間を超える縦走は久しい。
上り始めは土石流のようなガレた沢を登り心拍数(脈拍)が心配だ。
予想に反して安定した状態。(下りで予想外に多かった)
我ら4人だけの静かな山歩き。
時折、杉林の間から見える山々に視点が変わると山体も変わり
身近な山でも分からないもの。
徐々に霧が落ちてくる、行く手を遮るように白いカーテンが下りてくるようだ。
的確な「勇気ある登り返し」でリスクを回避して無事、車道に下りられた。
思いがけなく懸垂下降の練習にもなった。
これから始まる山スキーのトレーニングにもなった山縦走でした。
                           Oti.





落ち葉踏み晩秋の山に尾根行かば北の峰々早雪化粧

下山路はマップにコンパスかざしつつ尾根筋違え行きつ戻りつ

山を下りつづらの道を帰り来ば谷合の陽はついと暮れぬる

                        ku.




1426 石仏がひっつそりと佇む 石も丸みを帯び 歳月を感じる

1418 バリエ−ションル−トで身の危険を感じ 正規路線??に戻り1084合峰手前から ピ−クを二つ越え969を目指し 滝ケ原峠をピンポイントで狙う


1432 969への上り なかなかキツかった


1515 日ごろの練習が生きた 選べば安全に降りられるところもあります

1515 簡易ハ−ネスにカラビナ1 半マスト結びで懸垂下降した



1523 安堵の様子が背中にみえる あとは120分弱 のんびり歩きましょう

1610 なぜかこの風景にうっとりする 歩行者は皆無の県道 小来川〜清滝線


1616 西黒川を渡る 最奥の蕎麦屋に灯りがともる

10時間10分皆さんお疲れ様でした




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