ウェルネス・クライマーズ短信 080
大ナギ沢 足尾山塊松木川
2014/07/13
大橋、山ア

シモツケの花 シモツケは木 シモツケソウは草だ
















コースタイム
銅親水公園6:39−大ナギ沢入渓7:34−950m7:40〜55−大ナメ40m8:51−湧水1180m付近9:00〜10−1510m奥の二俣11:10〜55−1620m主稜線12:30−林道14:25〜45−親水公園15:38


遡行図





6:40 銅親水公園出発 水量が多いです




 足尾山塊に於いての沢歩きは記憶にないぐらい思い出すことができない。それだけ足尾の沢に向かってなかったのだろうと思う。しかし、4年前に山崎さんsawakazeさんと行った庚申川本流遡行が強烈な印象として残っている。このときは梅雨時期であったが二日間とも青空を見ることができ、楽しく誇らしい遡行ができた。
 足尾山塊では松木尾根から松木山(地形図では大平山)、足尾ダムから中倉尾根沢入山、久蔵沢出合から南稜尾根社山、と走破したことがある。個人山行でも銀山平入口や足尾駅から備前楯山とバリエーションルートばかりを歩いた。立派な山もあるが登山者が少ないので道が出来ないのか、公害の山だったということで敬遠されてるのか。いつまでも静かなバリエーションルートの山塊であって欲しいと思うのは自分一人だけではないと思う。

 今回は松木尾根を下山ルートに、大ナギ沢遡行計画を山崎Lが組んでくれた。
 前日の青空が打って変わり、薄曇りのなか松木川左岸にある作業道路を大ナギ沢出合へと向かった。今日は日曜日とあって、作業車輌や砕石機械が止まっていて静かな松木川を歩くことができた。足尾のジャンダルムと言われる松木川を挟んだ反対側に大ナギ沢があった。コンクリート製の堰堤を超えると平凡なチャラ瀬がしばらく続くが、徐々に沢型が良くなり小滝が現れてきた。
 支流にかかる40mナメ滝は開けていて癒される景色だろう。大ナギ沢のハイライトは標高1370にある1:1の二俣にある8m滝とその先にある2段12m滝だろうか。ショルダー、お助け紐で助け合いながら何とか突破することができた。昼近くになって小雨がぱらついてきた。少し行くと水が切れガレ場となってきた。左岸の支尾根に乗り草付きの急登を松木尾根目指し高度を稼いだ。しかし草が雨に濡れて足元が覚束なく、笹に掴まり数メートル進んでは休みの繰り返しで、尾根に乗ったときには内心ほっとした。
 しかしこれからの下山にも試練が待っていた。雨で濡れた笹や獣道が油を塗ったように滑り、何度も尻餅をつきながら下山しなければならなかった。松木川と並行して走る林道が見えてきた。鹿ネットがたて横に張り巡らされ、それが林道近くまで延々と続いていた。




734 皇海山への林道(遮断機あり)から離れ右手の工事用道に入る

足尾のダンジャルムと言われている岩稜帯。この峰の反対側に大ナギ沢がある。



身体中が暑く早く水に入りたいが、入渓後しばらくはゴーロ帯とチャラ瀬が続いた。

757 F1・7m 右から枝沢が入る950m 左岸より巻く


少しづつ川幅が狭まってきて小滝が現れ、渓想が良くなってきた。

833 ナメ滝が続く 足尾にしては緑が濃いと感じるが



844 3m直登する

851 1130m二俣 40mナメ 右沢から大ナメが入る 植生もずいぶん回復してきたのか





917 2m水流を登る


前方に大きな滝が見えてきた

1:1の二俣にかかる8m滝。進むのは左側。黒光りする岩肌が逆層になっていて滑る。



12m滝が見える

10.21 二段12m 一段目は水流左から 二段目は初級者には難しかった 右岸から小さく巻く


水流の岩は思ってた以上に手強かった。 10.26 二段12m 一段目は水流左から

前方の稜線に松木尾根らしきものが見える。このころから雨が落ちてきた。

1107 そろそろ源頭の様相


1200 1530付近 大休止してこの先50m登り 右尾根に 熊笹頼りに主尾根を目指す 見た目以上の急騰です 土舐め坂

松木尾根を下山中に雨があがり、山並みのガスも切れてきた。





















松木尾根から見た中倉山。 左側八合目辺りに石塔尾根と言われる所以の岩が見えた。




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