ウェルネス・クライマーズ短信 074
大戸沢岳 南会津
2014/04/08
大橋 山ア




コースタイム
大戸沢スノ−シェッド83507:45115009:0010P138609:37150010:17301860mコル11:4558−大戸沢岳12:5213:05−P155313:2414:15−スノ−シェッド14:45


ルート図



7:45 835m大戸沢スノ−シェッド すっかり春めいた

目指す山頂は雲がかかっていて見えない。雲の流れが早く、ときどき強風が吹き荒れる。


8:47 1100m付近 谷は下大戸沢 風雪を越えて立つブナ



8:55 下大戸沢の流れが見える

9:37 P1386の台地 ひっそりと佇む



10:45 1553を過ぎると 風が緩んできた 山頂はガスが少しかかっている ここから120分

9:50 大戸沢岳への尾根が見える 稜線の風はどうか?






 天候不純な合間を縫って、大戸沢岳に挑むこととなった。檜枝岐に向かう道路は、道路脇に除雪した雪も消えて、道幅が広くなり走りやすかった。積雪期より30分ほど短縮して目的地に着くことができた。
 身支度を整え歩き始める。一歩一歩、スキー板を前に出す動きに慣れるまでが緊張する。しかしすぐにそんなことなど忘れて、取留めのない思いを巡らしながら歩いている。下大戸沢右岸からいつもなら見える稜線に雲が走っていて見えなかった。相当強い風が吹いているのだろう。歩いていても時々強い風が吹く、山頂に立てるかどうか嫌な予感が頭をよぎった。
 登り始めて尾根に取り付くまでの急登がいやらしい。何度となくジグを切り標高を上げていく。ナラ林から美しいブナ林となり、2時間余りで1386ピークに着いた。相変わらず強い風が吹いている。この時点でも山頂に立てるかどうかは、何ともいえなかった。しかし青空が見え、ときどき太陽が顔を見せるのが救いであった。
 1553ピークから細尾根を快適にやり過ごした。ここまで来たら途中敗退など思いもつかず、標高1800のシンボルである折れカンバに難なく着いた。ここからは只々ひたすらに、スキーを前に進めるだけである。変化のない急斜面をほぼ直線的に登っていく。いい加減うんざりする頃に、少しばかりの針葉樹が見え始める。斜度も緩んできて、稜線の先に針葉樹が密生してるのが見えると山頂である。地形図上での山頂はこの場所より若干左手だが、駄々広い場所なので一番高い所もはっきりしない。標柱もないのでわざわざそこまで行く人は少ないと思う。
 今日もピークを踏むことが出来た。来て良かった。本当に良かった。カメラポーズが自然と万歳になってしまう。ピークを踏んでのハイタッチは最高の喜びである。
 
ホワイトアウトの下山を覚悟していたが、青空が広がり風も和らいできた。しかし予想していた通り、最悪の雪質が待っていた。スキー板を誤魔化し誤魔化し、少しづつ回転させては止まりを繰り返し標高を下げていった。満足な滑りができたのは、1386ピークからの少ない距離であった。何年ぶりかで尾根コース下山したが、こんなにも素晴らしいゲレンデだったとは思いもよらなかった。

 山アLが兎の如く飛び跳ねながら颯爽と舞い降りてきて、私の視界から消え去っていった。
                               O




11:41 1840m 二人きりの貸し切りの山

11:26 1750付近から 三岩岳方面ときおりガスが抜け山頂がキラリと一瞬輝く



11:41 1860mの小ピ−クが見える 三本のダケカンバがある どの木も太枝が折れている 厳しい地に立つ

11:49 1857のコル 山頂まで45分 急傾斜が二段ある  簡単には山頂は踏めない


12:11 日曜日のトレ−スが残っている 
遠慮せずお借りする

12:28 日本て山国ですね 
淡々と登る事が
山頂に立つテクニックです





















苦しい登りが続く。
もう少しで頂上だ。


1252 山頂です

1252  やりました 5時間07
こんなところでしょうか

1254 静かな山頂でした 
やっと春を迎えたのですね

その喜びが聞こえますか


1254 確かな一歩の足し算が山歩きです

1254 山頂に立つOさん


1314 20分足らずで山頂をあとにする 大海に泳ぐ



1318 次はこのラインで行こうか 見栄えがするね 羨ましい

1317 この雪手強いです 板が云うことを聞きません



久しぶりに尾根コースを滑り降りる。いい斜面が随所にあった。
13:18 登ってきた尾根


14:53 今日も無事終了 清流伊南川

日がまだ高い内に下山できた。安堵感と心地よい疲労感が全身を包む。







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