鷲津山〜志下山 沼津アルプス
2014.02.16

高橋

志下の集落へ降りると早咲きの桜が咲き始めていた














参考情報
 なし


コースタイム
多比バス停・登山口9:31−多比口峠10:17−鷲津山11:00−志下山11:48−190m展望地11:54〜12:23−志下坂峠12:27−亀ノ甲岩12:44〜13:08−志下坂峠13:25−登山口13:42−島郷バス停13:50


概念図



ルート図



多比(たび)の集落から志下坂峠と鷲頭山を仰ぐ


多比の集落を上がると梅が満開だった 樹間に海が見え始める


 天は、久しぶりに朝方から群青の空を広げていた。ただ、風は強い。いつも穏やかな駿河湾にも白波が立っていた。この風も、多比(たび)集落のみかん畑の続く急な農道を上がっていくと穏やかになった。風が再び強くなったのは多比口(たびぐち)峠へ立った時だった。峠の反対側、東側から強い風が吹いてくる。発達した低気圧が東北沖にある。その影響で東風が吹くのだろう。冬は西風が吹くのでこれは珍しい。
 多比口峠から稜線を歩く。思いの外、雪が少なかった。北斜面の雪も少ないので、おとといの大雪でも、思ったより降らなかったのだろう。今日は白い稜線を歩くつもりで出掛けてきた。付けることのないスパッツを付け、軽アイゼンもザックに入っている。ちょっと拍子抜けだった。
 稜線を北へ向かう。左に駿河湾と南アルプスの山並みを、右手に箱根の山々を望みながら。駿河湾の対岸には、三保の辺りがはっきりと見える。めずらしい。空気が澄んでいるのだろう。南アルプスの白い山並みの手前に、白くなった天子山塊が見える。時々行く手に見える富士山も、今日は引き締まっている。東斜面には雪煙が上がっているのが見える。やはり風が強いようだ。
 鷲津山(392m)の頂上だけは雪がたっぷりあった。15cmはある。今度の大雪は50年ぶりとも言うので、雪の鷲津山はそう見られないものだろう。やはり来て良かった。鷲津山は、この辺りでは最も高い山だが、僅かな標高差でこれだけの積雪をみたのが、何故か不思議だった。
 帰りに、クライミングの岩場、「亀ノ甲岩」へ寄った。志下坂峠の東、人の入らない斜面にある。5年ほど前に、偶然に知ったクライミングのゲレンデだ。巨大な岩が点在し、いたるところに新しいボルトが打ってある。このボルトを見ると岩が痛々しく見える。今日は人気がなく寂しいが、時には愛好家がトレーニングをしに来るのだろう。
 「暑い。暑い。」と言いながら志下坂峠を下がり海辺の集落を目指した。もう三月の気候を感じさせる暖かさだった。ついおととい、あんなに激しく雪が降ったというのに、この変わり様には驚いた。光る海が開けると、民家の庭先に早咲きの桜が開き始めていた。


ウバメガシの原生林を歩く

暖かい山道
稜線は思いの外雪がない
きのうのうちに融けたのだろうか


鷲頭山頂上 祠がある
鷲津山頂上付近になると雪が深くなる


極めてめずらしい雪の鷲頭山
山頂には10人ほどの人が居る 相変わらずの人気だ 静かな時に登りたいのだが




静かな小鷲頭山 沼津の街、南アルプス、富士山の展望が素晴らしい
駿河湾の海岸線が美しい 天子山塊、その向こうに南アルプスの山並みが見える

左手は沼津市街 富士山の東(右)斜面には雪煙が上がっている その手前の連山は愛鷹連峰



彼方に見えるのが天子山塊と南アルプスの山並み 蒼い空 左手には駿河湾が 湾の右先端が三保




鷲頭山 亀ノ甲岩ゲレンデ


岩の上から鷲頭山の頂上を見る



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