2014.01.07 愛する小道具たち5 情報機器01


愛用のノートパソコンlenovo 4万数千円 居間、食堂で使用














携帯とパソコン

 身近な情報機器
といえば、まずパソコンだろう。若い者が居れば、どの家にも一台はあると思われる。一方電話は、長いこと通信機器の王座を占めてきた。我々年長者から見れば、つい最近登場したと思う携帯電話(ケイタイ)は、いまや位置情報が備わった情報端末、スマホとして世の中を席巻している。以前、このスマートフォンで4歳の孫が遊んでいたのを見て驚いた。家庭内の通信用接続配線(LAN)は、いまや多くが無線になっているのではないだろうか。パソコンもいまでは携帯パソコン(タブレット)にその席の一部を譲ろうとしている。と書くと、何かその華々しい流行の中で、これらの情報機器を巧みに使いこなしているように聞こえるかもしれない。だがそんなことはない。この「狂騒曲」の渦中で、その末尾をよろよろと走っているというのが実状である。
 情報機器というと、沢の小道具としては何か場違いでふさわしくない、と思うかもしれない。だが、よく考えるとケイタイを持たずに山へ向かう者は少ないだろう。たいがいは、集合の行き違いを恐れて、あるいは万一の遭難を考えて多くの者はケイタイを持っている。知らぬ間に私達は、情報機器のお世話になっているのだ。
 以前、独りで沢を歩いていた時に、心配する家族へできるだけ早く下山を伝えるために、ケイタイを持った。この頃は、丹沢が主だったので、天気が良ければ、たいがいの稜線で通信ができた。そのため、沢を詰め上げた時に、稜線で遡行の終了をケイタイで告げるようになった。これは、便利だった。必要以上の心配をかけずに、あとは下山を急げばよかったのだから。沢やバリエーションルートを歩く者は、稜線や登山道に達すれば山行は終了、との思いが強い。だから、稜線に上がったら「沢登り」は終りだ。
 パソコンは、沢の遡行に直接関わる道具ではないが、いまやその与える影響は大きい。というか、沢の遡行をパソコンと無縁に実行する者は少数派だと思う。今では、沢を歩く私にとって、パソコンは無くてはならない小道具になっている。例えば、沢の選択をする時、沢の現況を知りたい時、入渓地点までのアプローチを確認したい時、遡行の難易度を知りたい時、などなど。沢の遡行に、パソコンによる情報収集は欠かせないものになっている。私の場合、遡行対象となる沢の地形図は、100%パソコンで手に入れている。
 この種の情報収集を、むしろ「沢の遡行の良さを失う」と考える人もいるだろう。それはたいがい、沢慣れた人だと思う。沢登りは、情報機器の登場する遥か前から行われてきたのだし、そういう人がいても何の不思議もない。そういう人は、webでの情報収集をしないだろうから、それはそれで良いと思う。沢の遡行に不慣れな者、初級者にとっては、webの沢情報はありがたい。これは事実だ。



Home