ウェルネス・クライマーズ短信 064
硫黄沢 帝釈山地実川
2013/08/27〜28
大橋、山ア


秋の花 トリカブト 支沢の脇に紫の群落が



参考情報
「その空の下で」2012.8.11 尾瀬実川硫黄沢
「沢の風と空」2013.7.2122 硫黄沢

コ−スタイム
827
七入りキャンプ場P929−堰堤上9:45−三段7m滝上10:25−二俣11:0015− 蛇滝11:39−二条412:1330−三条10m滝12:36−二段5m滝13:0012m滝上 14:1030−ゴルジュ上幕場14:30
8
28

幕場7:304m滝8:001485m辺り右から支流9:50−二俣11:1040−長池12:13 −道路12:20−会津バス12:50−御池13:0010−七入り橋13:20

ルート図




8月27日

無料の七入りキャンプ場に止めて「さ−」出発 雨も上がり薄日が差してきた

二つの堰堤を右岸から越える

入渓直後の様子 インゼルになっている 右から行く


最初の滝2m右岸から巻く

7m滝遠望 そろそろ手強い滝が現れそうです 期待がもてる



小さなゴルジュを右岸から巻くと二段5m滝 右の薮に突入

水に入り近くまで 三段7m滝右岸から慎重に越える


二俣に着く 右沢は目の前に二条のナメ滝がかかる 日差しが射し心も軽やかだ



地形図上の滝マ−クには納得がいかないが ようやく蛇滝が現れた 右岸から越る

大きな釜をもつ6m 増水で取りつきまで行くのが難しかった 水に入るとホ−ルドがある 登るとはまるかもしれない 取りつきからは問題ないだろう



1.5m滝右岸から

二条4m滝 左右から巻けるが 右岸は少し被る


マイナスイオンが降りかかってきた 垂直に近い三条10m滝 写真の位置から少し戻り右岸薮に踏み跡をたどる 先にトラロ−プがあるが、その辺から 滝上に出られる 。



























 このところの天候不順で日程が二転三転したが、Yリーダーの計らいで念願だった硫黄沢に臨むことができた。七入り駐車場を起点に、御池と沼山峠を結ぶ一般車通行禁止の道路に出る計画である。

 大きな堰堤を超えて硫黄沢に降り立った。荷が重いせいか、久しぶりの沢歩きのせいか、バランスを崩しながらも慎重に足を運ぶ。この沢の滝という滝の釜が広く、深いのには驚いたとともに凄さを感じた。平水の状況は分からないが渇水しても釜は深いのだろう。

 二段5m滝を過ぎると、左岸から幾条にも流れ落ちる支沢の滝に感嘆の声をあげた。大分前になるが蔵王の沢に行ったときの、石が苔むしたところがよく似ていた。

 標高1200mの二俣を過ぎると、蛇滝である。どうして蛇滝と名前がついたのかわからないが、この蛇滝は幅広で到底蛇には思えない。私のイメージだと大蛇が口から炎(水)を吐き出してる様に見える。

 三条10m滝は地形図にも滝マークがあるように見事な滝である。綺麗に三条となって流れ落ちていた。ここは大分手前から巻き道があるので、滝近くまで足を運ぶ人が少ないせいか自然の姿そのままの崇高な滝に映った。

 二段5m滝はハーケンが打ってありセルフビレイが出来て安心したが、12m滝の高巻は前回の遡行で苦労したところである。Yリーダーのアドバイスを受けて挑んだが灌木の左は手掛かりがなく自信がなかったので右側から抜けようとした。しかしバンドに出た所でロープが灌木に絡んでしまい、進むことが出来なくなってしまった。ビレイを解除しフリーで上部の灌木にセルフビレイをして、絡んだロープとビレイロープを結び、何んとか突破することができた。

 やれやれと思ったら、狭く長いゴルジュが待っていた。Yリーダーのアドバイスと行方を確認しながら後に従ったが、身体の向きを変えなければ前に進むことができない所があり、ナマケモノの動きで少しづつ慎重に手足を動かし突破することができた。

 すぐに泊まり場となった。テン場は申し分のないところで、今日の戦いの疲れを充分に癒してくれる場所であった。
                               


8m滝 水量も多く豪快だ 水流左から越える


そろそろ核心 二段5mとその右上に構える12m滝 緊張感がはしる

二段5m バンドに上がり垂直の脆い岩に注意を払い スタンスを探す 2m上がると残置ハ−ケンが2ケある 灌木に支点をとった



バンドから3m登ったところ 落ちると5m滝下まで落ちる バイルを使い泥壁と格闘 この先3mに灌木が5〜6本ある それを手掛かりに垂直に近い難所をクリヤ- 滝上のトラバ−スラインを見定めて最後の頑張りだ

滝つぼに豪快に水を落とす12m滝 左岸の泥壁を攀じ登る 傾斜がきつい


苦労して登った12m滝の落ち口 水もこの先に急降下ラインがあるのを承知しているかの様に「踊る」




ゴルジュ帯(廊下) 胸まで浸かりスタンスを探す ザックが浮いた--- その分立ち上がりに少し バランスを崩す

この先に何かが待つ



スタンスを探す相方 写真手前の岩 この岩を抱きかかえながら越すのに苦労する

最後は少し上がり 足を「グイッ」と伸ばし下降する




8月28日

夜半タ−プに雨音が---寒さで熟睡できなかった 朝の様子 晴れ間が出てきて一安心

3m滝右岸から巻く


トイ状滝 水しぶきを盛んにあげスピ−ドをまし 子供の様に「はしゃぐ」

4m滝 深緑の色が水深を表す 右の薮から滝上に出る



1450mこんな渓相が暫く続く

1485m左岸から支沢が 平坦地なので 地形図からは確認できないが 曖昧だが、最短で道路に出られるだろう




水線?の引かれている沢 地形図を見ると確かに水線がある でもこの支沢を想像できない

ハングする2m滝 右岸から泥壁を5m登り滝上にでる



二俣を左に入る 鉄分を含み赤さびた沢床 右俣は鉄分含まない

1510mから静かな流れに一変する 時々深みあり右から巻く



崩壊進む右岸の壁

もう「秋の風情」 もう「夏去りぬ」 もう「沢去りぬ--か(-」-)」




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