桃沢川左俣 愛鷹連峰
2013.02.17
高橋

三椏の蕾が春を待っている














コースタイム
入渓(標高580m)9:50−第二桃沢橋10:40−大滝15m11:00






 「天気も良く風も無い」ということなので、また涸れ沢を歩くことにした。前回の桃沢川右俣からすれば、その左俣も歩いてみたくなるのも人情というものだろう。という訳で、代わり映えしないが左俣へ出掛けた。左俣は、中間尾根を挟んで右俣と同じ位牌岳の南陵へ詰め上がる。入渓地点からの標高差も距離も大して変わらない。標高差700m、水平距離3kmで右俣と同じようにゆるやかな沢である。たいした滝も無いものと思い、前回と同じ地点から入渓して、すぐに左俣へ入る。
 桃沢川左俣は、右俣と同じように大きな岩が詰まったゴーロの谷である。岩が大きいので乗越に困るようなところも出てきて、岩を登る感触を味わえる。だが、少し雪が降ったらしく、雪の残る岩がある。滑らないように注意が必要だった。第二桃沢橋の少し前までは、陽の当たりが悪いせいか結構白いものが残っていた。40分ほど歩いて第二桃沢橋を潜る。


ゴーロだがかなり広い沢だ
入渓点 少し暗い



珍しくナメが現れる
第二桃沢橋 ここまで40分


 橋の先も同じようなゴーロである。じきに沢が開けて左から急な枝沢が入る。やはり水はない。この前で沢幅が狭まってくる。前方に大きな滝が見えるようになると両岸が急に切り立ってきて、大滝の前に立たされる。15mぐらいはあるだろうか。高度計を見ると830m、11:00だった。とても登れるような滝ではない。滝も両岸も脆い岩で、しかも急峻だ。巻くにしても相当な大高巻きになるだろう。左岸は、崩落した岩屑が重なるような場所でとても巻くことができない。
 右岸の灌木に赤テープが一箇所巻いてあった。林業の目印とは思えない。こんな所を歩く登山者があるとも思えないが、巻きルートの目印なのだろうか。右岸は、ややゆるやかなガレにブッシュが生えた斜面なのでトライしてみたが、上部は脆い岩壁が控えている。うーん残念だが今日はここで打ち切りにしよう。まだ時間が速いが、しょうがない。
少し早すぎるので、尾根を散策してから帰ることにした。


一度沢が開ける 三椏が蕾を付けている


両岸も脆く切り立っている 遡行はここで終了
15m滝 岩が脆い

右岸尾根に登山道から上がって 市街地が見える



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