小仙丈沢 南アルプス野呂川 2012月7月下旬 2012思い出の沢06

 小仙丈沢は快闊で急峻な谷だ。全長3km足らずの間に1000mの標高差を誇っている。源頭から野呂川の出合いまで、水はとどまるところ無く奔落する。源頭はカールになり、巨大なすり鉢になる。残雪を踏みしめながら歩くのは爽快だ。標高2000m、最初の小さな滝を過ぎると被っていた樹木が開け、いちどきに青空が広がる。ここから、夏の日差しを浴びた暑く苦しい登りになる。中盤には豪快な滝が二つ懸かっている。15m滝は、左岸の支沢から上手に巻くことができる。四段大滝は、飛沫を浴びる高度感ある登攀になるが、しっかりしたホールドがある。奔流を遡り高度を増せば、北岳の峻険な北斜面と対面する。右手に間ノ岳、農鳥岳と白根三山が連なる。

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