ウェルネス・クライマーズ短信 048
女峰山 日光
2012/12/01〜02
落合、加藤、山ア

マイナス10度の唐沢小屋 熱燗で心も温か
戸口をたたく強風をよそに山談義が続く














-スタイム
12月1日
行者堂P7:00−黒岩七滝11:34唐沢小屋13:50
12月2日
唐沢小屋8:15−女峰山9:05唐沢小屋9:44~10:10黒岩七滝11:35行者堂着14:00








私にとっては5月の行者堂から山頂まで行けなかったリベンジでもあった。
(10月には霧降高原からのコースで登頂済)
今回は唐沢小屋泊で一泊二日の標高差1700m山行。
寒気が来襲、という天気予報にもめげずスパッツとストックで出発。
水場付近から雪が激しくなりレインウェアーやザックカバー装着。
黒岩まで来ると雪に加えて猛烈な横風で手袋の中で指が凍りそう。
急登を上り終わると晴れ間が出てきてホッと一息。
アイゼンなしでも早々と唐沢小屋着。(装着したほうが良かったかも)
ダイヤモンドダストが降り注ぐ中、焚き木集めで一汗。
そこに若者3名(女の子2名)が高尾山の散歩にでも行くような服装で現れる。
聞けば志津林道、馬立から登って来て山頂目指すも途中撤退の模様。
手袋も持たないで何故登ったのか不思議に思いながら
「早く降りないと日が暮れて死んじゃうよ」、こんな言葉をかけた。
無事に下りたと思うがこんな自殺行為は止めていただきたい。
雪を焚き火で水にしてペットボトルに入れても凍ってしまう寒さ。
雪を解かす為の「たね水」として保温ボトルにお湯は必携。
ローソクの明かりの中、小宴会で諸々の秘話談義。
外に出れば木々の間から日光市街の明かりが。
早い夕食で19:15就寝。
銀マット、エアーマット、シュラフカバー、シュラフでも腕が冷えてきたので
ダウンジャケット着て、そのうち足指が冷えてきてレッグウォーマーを巻いて。
夜明けで起床。(11時間近くシュラフの中で、でも熟睡は何時間だろうか?)
極寒の小屋ではコッヘルに入れた水は凍っていた。(作戦通りこのまま加熱)
朝食後、アイゼン、サングラスで山頂へ、我々が本日一番乗りで山頂3人占め。
展望を満喫して無事下山、行き会う人はなかった

                               Oti.



12月1日


七滝手前「八風」 七色ならず八色の風が舞う
水場を過ぎて唐松林へ入る


箱岩金剛手前 風が次第に強くなる
小屋手前のガレをトラバース 凍結した斜面を慎重に越えた

話も尽きない 薪も尽きない 夜空には数え切れない星があるはずだが・・・

 女峰山、最近の登頂はいつであったか忘れてしまった。この山をトレ−ニングの山と位置づけ、数年冬季を除いて毎月1回登る事に決めていた。標高差が1700mあり往復に約9時間弱かかる。体力つくりに大変よいと思ったからだ。四季を通すとやはりヤシオツツジ咲く5月がよいだろうし、その後にも日光市内から見ると中間の山肌が赤く染まることがある、その時期は山ツツジの時期6月である。結構山菜もある。ワラビに山椒、そして秋にはキノコ、良い場所がある。

 そして、この山を登ることが出来れば、大概の山は征服できるそう思っていた。逆にこの山が登れなくなったら、山は止めようとも考えていた。今回は小屋泊りであるが、ザックの重量とこの時期の強風雪の中の山行であり、夏場の日帰り山行と同程度の強度と思い実行に移した。

 幸い落合さん、加藤さんという最近の山友の参加で、新鮮な気持ちで臨んだ。お二人とは3回目ほどと思う。歩く早さも違うし、どのくらいの時間で休みをとるのも違うだろうし、休憩の場所まで細かく指示する人も中にはいるし、昼食のとり方も違うだろうし、神経を使うところだ。私はあらためて昼食に時間はかけない。将来はゆっくりとり存分に景色を楽しみ、五感で山を感じてみたいそう今は思っている。

 列車と同じだと思う。昔、縄で電車ごっこをやったことがあるだろうか?全員の足が合わないと前が詰まったりして、足を踏みそうになったり、また、後続が遅く先頭がスム−スに足を前に運べないなど、など。呼吸を合わせる難しさが、山登りにも沢山ある。ある程度妥協しながら、必要な時は意見を言うようにしながら、探り合いながら、相手を傷つけないようにして(考えすぎという人がいるかもしれないが、私はそうしている)ミキサ-に3人を入れてかき混ぜ、それで答えを出すようにしている。徐々に良い味は出てくると思うし、何をおいてもその人の今までの経験やらがその行動中に見られるのが最大の宝物である。いらないものはすてて、欲しいものは今後の参考にして自分で工夫して自分のものにする。それには、そういう多くの経験した人たちと同行するのが最大の魅力である。

 天気は我々3人に見方をしてくれた。強風雪の翌日はなんと、無風快晴。正面の重い戸をゆっくり右に引くと、栂林の隙間から「真白き富士山」が見えた。日本の心だ、ゆったり横長に引く白い稜線に女性美を感じる。

 山頂も我々を祝福。最大の絶景を用意していてくれた。「今回も来て良かった」
                            山ア 明




 女峰山 魅力に取りつかれてしまい?長い登山道 ガレ場や 岩場も 苦労を感じず 強風と寒さは山男への贈り物 その様な感じです。 何故 山へ登るのだろう いまだに不思議です 自宅で暖かなコタツでノンビリすれば良いのに 今回の登山で感じました。
 年齢が増しますと 友達が遠く いなくなりますが 今年度に限り 多くの沢登りの仲間や登山仲間が出来た事が この吹雪でも あまり苦労を感じなく 山頂へアタックできたのでしょう
 山男 仲間 ますます 喜びを感じました。 山頂での想い 360度のパノラマ 何度も登頂した女峰山でがこの清々しさが 感動に変わった瞬間 チョッピリ 瞼を濡らした 瞬間でした。山男は涙もろいのでしょうか?山頂にて 遠くの山波を見ると 記憶の山々の名前を叫び 仲間とハイタッチは格別な瞬間です。
 強い絆と力強い意志が山頂への道のりです登りより下山の時が事故につながり 注意しなくてはなりません下山してこそ 山頂征服の喜びに変わります。吹雪と強風 そして 山頂の日本晴れ すがすがしい気分で 山旅を終えることが 出来ました仲間 に 乾杯 そして 自分にも乾杯して 女峰山にお礼申し上げました。
 良き リーダー 有難うございました。
                                 加藤


12月2日

一夜明け快晴の中、頂上を目指した



もうじき山頂
日光の町並み 中央を流れる「大谷川」

遠くに富士山が見える うれしい

女峰山の山頂に立つ 「来てよかった」




















日光白根山と両毛国境稜線

山を降りる 重い荷物も一体化する 七滝も凍結している 時おり落石の音が谷底に消えて行く


ガレを過ぎれば唐松林の下りを残すだけ
日光市内が見え、もうじき旅の終了 「惜別」か

愛車待つP 「お疲れ様」「次はどこへ行きますか」
・・・と、俺は返事しなかった(^<)



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