ウェルネス・クライマーズ短信 047
両毛国境ピーク2077 足尾山塊
2012/11/18
落合、大橋、山ア

雪が降ってきれいな紋様が 落合さん撮影













コースタイム
三本松茶屋バス8:00西ノ湖入口8:25赤岩滝分岐9:2545林道終点11:20302077北側鞍部12:5059林道終点13:40赤岩滝分岐14:30西ノ湖バス停15:40−バス発15:44三本松茶屋16:05

P2077へのルート図



 写真を見ると、そこはすっかり冬の景色に変わっていた。つい二週間前に、松木川を溯り、国境平の先のカモシカ平で本隊に合流して、両毛国境を歩いた。このときは、松木川の水はまだ温く、稜線も夕暮までは暖かな陽射しだった。まだ秋の風景が残る尾根歩きだった。それが、すっかり変わっていた。
 三泊四日の両毛国境の縦走は、最終日前日、11月5日の泊りを錫ヶ岳南1.5kmの2077ピークの近くと決めていた。水は、ネギト沢源頭の水場で汲み、テン場まで担ぐ予定だった。三泊四日もあり、いきおい背負う荷物が多くなる。少しでも、荷を軽くしようと、事前に食料と呑み物を稜線にデポすることにした。山行一週間前の1026日、大橋さんと山崎さんが2077ピークへ登った。両毛国境縦走への意気込みが感じられた。
 だが、降雪と悪天の予報に途中で計画を変更し、宿堂坊山の手前で枝尾根を西ノ湖へ下山した。錫ヶ岳から前白根にいたるルートを苦戦必至と読んだのである。その後の天気から、この判断は正しかった。今回は、この山行のデポ品を回収すべく、再び2077ピークを三人が目指した。
                           sawakaze




今回の両毛国境山行は、デポ品の回収が目的である。
この時期に両毛国境を歩く人など、よっぽどのことがないといないだろう。
11
月いっぱい動くハイブリットバスも、全員カメラマンの人達だけであった。

小雪の降る西の湖バス停に降り立ち、通いなれた柳沢林道を歩く。
鹿調査の為のテントや、カメラ、爆発音設備が、見慣れない風景として置いてあった。

赤岩沢分岐から、柳沢右岸尾根に取り付く。
急登、アップダウン、やぶこぎの繰り返しで、柳沢林道終点にでる。
ここからも背丈以上の笹、石楠花、倒木をかわしながら歩く。
標高1900あたりで大シラビソ林となり、いくらか歩きやすくなる。
しかし、この辺りまでくると積雪も10cm以上となり、足の置き場に神経を使う。

デポ品を回収し、早々に下山した。

今回の縦走でのデポは、初めてだったが問題点が多々あった。
(1)
デポした場所まで行き着かない。
(2)
デポ品を獣に食べられてしまった。
(3)
エスケープした場合の回収問題。
 
(1)
は、次の日、あるいは何日後かになるか分からないが、デポ場所に行き着つくまで耐えられるか。
(2)
は、食料のある所(そこまで耐えられるかが問題だが)まで、早々に下山しなくてはならない。
(3)
は、勿体ないが、デポ品をあきらめる気持ちも必要か。
                          おおはし



 この登山は縦走コースの最終野営地に一週間前にデポしたアルコール類、食糧を回収する為の登山であった。
 11月3〜6日までの三泊四日予定で庚申山から県境尾根〜湯の湖までの縦走が最終日の天気が思わしくない為、二泊三日に変更したことによる。当初はデポ品回収の名のもとに沢登りから尾根に上がり回収後、赤岩沢分岐でテント泊宴会の計画がまたもや17日(土)の天気が悪い為、18日(日)のみの沢沿いから尾根歩き日帰り回収登山となった。
 赤沼茶屋Pでは晴れ間も出ていたが歩くにつれて小雪が舞い柳沢川沿いでは時折、吹雪状態。この天候で沢登りはキツイと判断し(誰でもそう思いますが)沢登り道具一式をデポして吹雪の中をスパッツのみ装着で積雪の尾根登山となった。
 5〜10cm(吹き溜まりは30cm)の積雪で笹やしゃくなげの藪漕ぎの連続。コースを間違えてこのまま吹雪の中、歩きまわれば遭難!ということになるのだ、そんな事を思いながら無事デポを回収し行動食でお昼を済ませて下山、西ノ湖入口からハイブリッドバスで赤沼茶屋Pへ到着。
 限りない技量を持った先輩たち、頼り甲斐があります、ありがとうございました。またまた貴重な体験をさせていただきました、次回も是非に(冷や汗)。
                          Oti.
                        
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尾根に取り付くとすぐ赤岩滝が見える
柳沢川F1 右岸尾根を行くことに決める


徐々に雪が多くなり風も強い
柳沢林道終点 稜線は強風模様


ここまで来たのだから行くしかない
2077南の稜線 その先には宿堂坊山


無事でした。(99)/ タバコのニコチンが利いたかな。
熊の爪あとがそこいらじゅうに。大丈夫かな?


強い石楠花と笹の薮にも耐えて2077到達 13:00すぐ引き返す。
林道まであと少し、のぼりの半分で降りた

静かな流れ 柳沢川 今日も満足な一日でした。健康バンザイ。



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