ウェルネス・クライマーズ短信 035
大戸沢岳 南会津
2012/02/25(
)
黒川、大橋、山ア




下大戸沢から入山します 1550付近から大戸沢岳への稜線(右沢が桑場小沢)



<大戸沢岳の滑降を詠む>

今日も又 友と語らい 山スキー 依存性かと 妻呆れ顔


居るだけで 頼りの猛者が 近頃は 腰痛などと 弱音を吐きつ

降り頻きる 雪をついての 頂上は 視界定まぬ 夢幻の世界

雪崩避け 樹々を頼りに トラバース 見知らぬ谷間 何処まで続く

漸うに 沢を出づれば 何処とも 憶えぬ景色に 迷いしを知る

兎も角も 白き谷より 抜け出でて 手を打ち交わし 無事を喜ぶ

冷え切った 身体あたたむ 燧の湯 山の苦闘も 湯に溶けにけり

                                       
Ku.

1800を超えるとダケカンバの樹氷が綺麗だが、風が強くガスがかかってきた 1900からの登り、視界が一段と乏しくなる



昨夜からの雪が10センチ程積もっていた。ときどき風が吹きつけたり止んだりしている。鉛色の空からは依然として雪が降り続け、先行者のトレースを消し去っていた。

頂上では越後からの風雪が一段と強く早々に下山の準備をした。
しかし方向が解らない程視界が悪くなっていて目に入る木を目標に滑り降りた。

ホワイトアウトに酔ってしまい止まったときなど雪面や身体がかってに動いてる錯覚で、立っていられない状態になってしまった。

折れたダケカンバの大木が目印だが、目にすることなく沢筋に入っていった。
雪崩に細心の注意をはらい、木々のある所を見つけては少しづつ標高を下げていった。

無事沢床に降りて一安心した。
この沢を滑っていけば三つ岩沢との出会いに着くものと誰もが確信した。
しかし見慣れぬ風景に唖然としてしまった。

しかし運がここで我々を味方にしてくれた。
普段では思いも寄らぬ大河の伊南川が雪に埋もれていて渡ることができたのだった。

                             おおはし


2050 傾斜が緩むと山頂だ。ここまで5時間
  
2012年三度目に山頂を踏むことができた。きょうの山頂は4人。S氏は中ノ沢方面に消えた。

ガスの中コンパスを合わせ滑降開始。視界が悪く手探りで下降 表層雪崩が起きやすい。慎重に傾斜をにらみながらの下降が続く

転倒すると起き上がるのに苦労する。顔面滑降(^^/
               
桑場沢下降中? 実は、上大戸沢を下降してしまった>面目ない(--/ 伊南川が埋まっていなかったら大惨事に



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