ウェルネス・クライマーズ短信 034
西吾妻山 吾妻連峰
2012/02/18〜19(
土、日)
伊佐野、黒川、大橋、山ア



  西吾妻 広尾根被う 栂林 雪の鎧を 競い纏いぬ
                         ku.

どこまでも続く樹氷の中を滑る



出発前夜に2〜3センチの積雪があり、東北道が通行止めになりはしないかと心配したが里雪らしく北に向う程積雪が消えていた。

しかし白布温泉辺りになると雪国らしく一段と雪が多くなってきた。

天元台高原ロッジに荷物を置いてゲレンデで足慣らしをした。
Iさんは馴れてる感じでヒョイヒョイと思うがままに滑っている。こういうところはどうも勝手がつかめず思うように行かない。

明日の滑走を夢見ていつの間にか気を失っていた。

青空が見え隠れして今日は絶好の山スキー日和と思ってたが
梵天岩に着くころに雪が激しく降ってきてホワイトアウトになってしまった。
初コースでもありYリーダーの決断で引き返すことにした。
この決断が正しかったように雪が激しく降ってきた。我々のトレース後もすぐに消えてしまった。
                        おおはし




朝の晴天も半日しかもたず、Wアウト寸前、西吾妻山を目の前にして退却した。
トレ−スも殆んど消え、かすかな軌跡と、ストックの感触を頼りにコンパスとにらめっこが続いた。

リフト終点に着き安堵した。広葉樹林の山なら吹雪にならない限り、完全シャットアウトにはならない。しかし、コメ栂林の密集した樹氷群は、まったく持って、見通しがつかない。今の日本の経済と同じだ。GPSが欲しいと、この時ほど思った事は無かった。

ロ−プウェイ終着駅で遅い昼食をとる。木製風の椅子がスト−ブを囲むように置いてある。有難い。その脇のテ−ブルでコンロに火をつけた。
改札口の横で米沢名物「煮込み玉こんにゃく」の屋台があった。こうばしい匂いが駅舎を包んでいる。Iさんは懐かしい味だと言いながら5串たいらげた(150×5)。我々もおいしそうに食べる様子を見て、からしをたっぷりつけ、鰹節がよくしみこんだ熱々の玉こんにゃくを味わった。

そとに出ると深々と雪が降り続き、30分ほどの間に一段と雪が降り積もった。辺りの景色も変貌してしまった。本降りだ。
帰りはロ−プウェイに乗らず、連絡用通路を利用し粉雪を飛ばしながら、そして、吾妻山連峰に後ろ髪を引かれる思いを断ち切って快適な滑降を続けた。

西屋・東屋・中屋、三件の老舗旅館がある、開湯以来700年を迎える。
その中の西屋で今回の「山旅」の汗を流した。
                        やまざき


<モノトーンの世界で>

コメ栂の中に時々タケカンバが現れる コメ栂の樹氷 誰かの顔に似ているな

舞踏会のようにも見えるが? 前方梵天岩、その奥に西吾妻山

Wバランス悪くモノトーン、帰りはWアウトで散々 樹氷の中のルーハンはからだに悪いなーー^^



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