ウェルネス・クライマーズ短信 032
雲龍渓谷 日光連山
2012/02/05(
)
7名


  地図



 日光市.稲荷川上流「雲竜渓谷」に行った。

 毎年恒例となった雲竜渓谷、2012はかなりの冷え込みでさぞ見事であろうと胸を弾ませた。総勢7名で暗闇の中ヘッデンを案内人に、稲荷川上流を目指した(535)。直線距離2.6kmを林道----稲荷川入渓----と繋いだ。

 すでに多くの鑑賞?登山者が入山しているので、確り道が出来ている。上手く水を避け右に左にと蛇行して歩くこと120分(800)林道歩きからすると終点手前の分岐を右に折れた沢床である。展望の利く台地がありここで休息をとる。


 遠目に見る渓谷は、雪で綿菓子のように丸く被う。その凹凸は朝日をうけまばゆい。徐々に渓はゴルジュ帯に入るのだろう、川幅は狭まり両岸は天に突き刺さるかのように迫り上り、その奥を見せない。氷柱は巨大だ。そして鋼鉄のように硬い、そしてアイスブルに変えた氷結団は、最大の氷漠「雲竜瀑」へ導く。

 その雲竜瀑手前には15m滝が二つ続く。ほとんどの鑑賞組は左岸から高巻く。しかし、その高巻きは足を滑らすと怪我では済みそうに無い。

 今回はTさんがリ−ドする。西古賀志山での岩トレの成果を見たい。180CMに近い体型と顎鬚(あごひげ)、そこに被るマムトのニット帽がクライマの雰囲気をかもしだす。ピッケルが氷結した滝に食い込み、一歩を踏み出す。一つ一つ確実に立ち上がる、それは氷と人が溶け合い、会話しているようにも聞こえる。おそらく、本人の耳には雑音は入らないだろう。「無の世界」に一秒一秒に命を懸ける幸せな時間を過ごしているに過ぎない。


 後続は一本のロ−プに身を託し、一年一回のアイスクライミングを楽しんだ。色白の二十歳くらいのお嬢様にお願いして「雲竜瀑」を背に韓国の漬物の名前をおじさんたちが合唱して締めくくった。
                          やまざき




今回は初参加のTさんと雲龍渓谷初登山のOさんが参加。総勢7名の強者がそろった。まだ暗い中ヘッデンを頼りにスタートした。毎年のことながら多くのグループがそれぞれのスタイルで雲龍瀑を目指していた。

すっかり明るくなる頃に川床に到着。アイゼンを装着してさらに奥にある雲龍瀑を目指す。このところの寒波でいつもの年より氷瀑が見事である。しかし人の振動か日が昇ってきたせいかときどき氷瀑が大音響とともに崩れたりしている。

肝心の1Fに到着。今までより氷が厚く安定したクライミングができそうである。先日コガシ山でザイルワークを練習したTさんがトップで上がった。頼もしいかぎりである。初参加のTさんもYリーダーのアドバイスで乗り切ることができた。2Fも同じスタイルで雲龍瀑下に到着。全員の顔から笑顔がこぼれた。

下山は懸垂下降を経験し、日当たりの良い河原で無事下山の祝杯をあげた。
                       おおはし


今年の氷の付きは近年になく巨大だ


アイスブルーが美しい、こんな「こころ」になりたーーーい


気温が高く、二度ほど10数mの氷柱が轟音とともに、木っ端微塵に崩れ落ちた(ーー) ここを登る 空は青い


Tさん、さわやかにステップをきった 確実性の高い登攀でした ミゾーミニバイル 硬い氷にも通用しました

Oさん華麗に挑戦 ナイスクライミングでした


登攀後は、懸垂で降りる

雲龍渓谷最大の滝「雲龍瀑」 女峰山に降った一滴の雨粒がこれ程に姿を変えるとは・・・


満足度が伝わるワンショット、みんな胸を張ってますね




Kさんの写真





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