ウェルネス・クライマーズ短信 029
大戸沢岳1386北面 南会津  
2012/01/15(日)
伊佐野、黒川、大橋、山ア



コースタイム 取り付き9:00→P1386着11:15→北面滑降11:40下大戸沢出合12:30

大戸沢2012年はじめての滑降へ 平茸 採りたいが気になりやめました


どんよりとした空にゆったりと動く雲、山も静かな趣です。
仙台ナンバ−の単独行がトレ−スをつけてくれて、ラッセルなしの登りに感謝します。
これから少しずつ体力着けるね、今日はお陰でいつもの時間に1386に立ちました。


暖かい飲み物を身体に染み込ませ、もうすぐ滑降開始するぞと身体に合図をする。
先の見えない出だしの急斜面を、転倒だけは止めてくれと慎重にスタ−トを切った。
ファットスキ−は良く浮きます、板に真上から角をたて圧をかけると、右に左に方向を変えながら、ニュ−トンの法則に任せ落下させる、ただそれだけで良いのです。
真下から見るとわんちゃんが喜ぶ時に、尻尾をふる、そんなふうに見えます。

板の先端が雪面から「ひょい」と浮かびあがりそして「スポッ」と沈む、その度に身体を隠すほどゆきけむりが舞い上がる、浮かび上がる時には板の裏側が見え隠れする。
滑降者はというと、ワンタ−ンごとの雪煙に「ドロン」消え、そして「ドバッ」と出現する
そう、イルカが泳いでいるときのあのシーンに良く似ています。

今日一日ブナ林の中を若ウサギ4匹が跳ね回った。それぞれの顔つきを見ると何
も語ることはない。そうですアドレナリンが溢れ出ています。
「有難う北面」                         山ちゃん・す



いつ見ても華麗でエネルギッシュな滑降 Oさん




Iさんの滑り(後ろ)
登りは無口だが、帰りはこっちのもの 豪快に飛ばすIさん



冬型が一時的に弱まったせいか、この時期には珍しく穏やかに我々を迎えてくれた。

しかし沢通しから見える稜線は姿を見せてくれなかった。多分山頂付近はガスで見通しがきかないのだろう。

昨年の台風の影響か立ち木が折れてたり、沢も崖崩れの跡で様相が変わったりしてた。
どうやって入ったのか重機で整地したところもあり相当被害が大きかったのだろう。
標高1386のシンボルである幹が空洞になってるブナが残ってるか心配したが元気な姿で迎えてくれた。

今日は北面一本と決め滑走準備を抜かりなくやる。この時点から頭の中が空白となっていくのがわかる。
滑降地点に立ち、木々の間をどう滑るかイメージを作り上げてモチを高めていく。

山崎さんが落ちる、続いて黒川さん、伊佐野さんと落ちていく。

いざ滑り出すと木々の間をどう行くかとイメージしていたがそんなことなどどうでもよくなり、目に入る視野と夢中で戦ってる自分がいる。
有りがたいことに北面の雪質は我々を裏切ったことがなく、いつも最高の気分とさせてくれる。

最低部で息を整い、お互いの健闘を称えあい満ち足りた気分で北面を後にした。
                       おおはし



これぞ山好きーのKさん 今年も乗り乗りです。まだまだ伸びるよ。


Oさん、Iさんに押され気味でややおとなしい 次回は待ってなさいとか(Y)




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