真名井沢 奥多摩大丹波川

小難しい3m滝 タケさん先行

2011年12月4日
moguさん、横山さん、タケさん
高橋



遡行図  なし





コースタイム
とりがや橋8:55−625m二俣10:22〜10:35−820m二俣11:46〜53−910m倒木帯(右岸を稜線へ上がる)12:18−1100m稜線鞍部12:58〜13:17−林道600m地点14:30−とりがや橋15:00

 真名井沢は地味な沢だ。だが、なかなか味わいのある沢でもある。入渓点の「とりがや橋」辺りでは全く貧相な沢だが。渓を歩むにつけ、谷が徐々に深くなる。時にはゴルジュも現れる変化のある渓相となる。沢は磨かれた岩の小滝が続き、滑りやすい。大きな滝はないが、中には小難しい滝がある。初心者には、沢を歩き滝を登る練習になるだろう。登れない滝が三つほどあったが、どれも巻きは難しくない。前日に降った雨のお陰で、水量は多かったのだろう。釜はひざ上まで、腕は肩まで水に濡らせば、大概の滝は登れた。とすれば、平水の場合には、そう水に濡れることもなく歩ける沢かも知れない。


 林道がヘアピンで曲がるところに「とりがや橋」がある。車が三台ぐらい置ける。ここで準備。この辺りの真名井沢は、何か遡行しようという意欲が湧かない貧相な渓相である。「ちょっと間違えたかな」、みんなそんな思いで歩き始めたはずだ。今日の参加者は、moguさん、横山さん、タケさんである。きのうの夜は、バンガローでさわねの総会だったので、呑み過ぎで頭の重い人もいるだろう。総会の二部、呑み会には、他の遡行同人のメンバーが闖入してきたので、少し騒がしかった。だが、お陰で、5年ぶりでマルさんに会うことができた。今では彼氏は、この遡行同人で活躍中である。ネットでその活躍を眼にしている。少し前に出版されたガイド本には、彼氏の名前も乗っている。
 とりがや橋から右岸の林道を歩くとすぐ道幅が狭くなる。丸太橋を渡って踏み跡に入る。すぐ左から水量の多い支沢が入る。ワサビ田を抱えている。この先は、堰堤が5つも続く。堰堤は、踏み跡に入り巻くことができる。堰堤が終わると渓相が変わり小さな滝が続くようになる。ゴルジュのようなところも現れる。だがどれも、簡単だ。
 標高570m付近で左岸からなかなか風情のある滝が落ちている。10m以上あるだろう。水は少ない。青い苔が生えていて、滝が美しく見える。この先の4m滝は倒木を頼りに登れるが、滑りやすい。標高625mの二俣の手前にある3m滝は水流右を登ったがホールドが細かく微妙に難しい。ここは右岸に細いロープが下がっている。ここからも巻ける。二俣の左俣には6mの滝が掛かっている。なかなか立派な滝だ。登るとしたら水流右だろう。難しそうだったので、ここは右を巻いた。


だんだん美しい渓になる 550m付近 小滝が続く この滝は濡れる 左の岩を上がった


570m付近 右岸の滝 10m以上ある 4m滝 落ち口は倒木を頼りに 左の滝上を歩く



625m二俣手前 3m滝 結構難しい

625m二俣手前
625m二俣 左俣の滝6m 右を巻いた

 625m二俣の上の水流の狭まった4m滝は、水に濡れる覚悟でも難しいだろう。ここは、左の岩の弱点を探って巻いた。難しくない。その先にある5m滝も簡単には登れない。幸い左右とも巻けそうだ。ガイドでは、右から巻いていたが、左のほうが簡単そうだったのでそちらを巻いた。露岩の部分は、クラックが良好なスタンスになる。この上で沢が左へ直角に曲がるところに三段10m滝が現れるが快適。

なかなか良い渓相だ 水流が狭まった4m滝 登れない 710m付近を歩く



左記5m滝の巻き 落ち口へ降りる
5m滝 直登が難しいので左から巻いた


 3mほどの滝が二つ現れる。小難しいので面白い。すぐ先で標高820mの二俣である。左右とも水がある。この辺りの谷はなかなか深く美しい。右俣もなかなかの渓相だが、地形図からすれば水もすぐ涸れるのだろう。左俣へ入り15分ほど歩くと、3m、2mの二段滝になる。ここは水流沿いを登ると面白い。


780m付近 前方に3m滝が見える
二つ目の3m滝 水流の左が登れた 3級


奥の二俣を過ぎて  3+2m滝 下段3m滝


 900m辺りで倒木帯に当たる。ここから右岸の稜線を目指した。標高差200mの登りである。最初は檜林のきつい急登をこなす。傾斜が緩くなったところで方角を確認。1100mの稜線鞍部を目指した。檜林を登る間に濃い踏み跡を見つけ、ジグザグに辿るとようやく鞍部へ出た。あー疲れた。
 1100m稜線鞍部から登山道を下がり、すぐ分岐を左へ入り山腹を下る。この分岐には標識がある。下りきると新しい林道に合流する。林道を歩くと鞍部になる。この鞍部で林道は尾根の南側を進む。二つ目の鞍部で林道は左へ下がり、登山道は真っ直ぐ尾根へ向かう。ここは左の林道を歩いた。つづら折りで下降する林道をそのまま降りて、標高600mまで下った。600m付近で水量豊富な沢がある。ここは、真名井沢を遡行し始めて、最初に右岸から入る支沢である。この沢にはワサビ田と軌道がある。ワサビ田の畦を通って真名井沢へ下った。とりがや橋は近い。


1100m稜線に出た
林道標高600mから沢を降り、真名井沢へ降り立つ




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