河原小屋沢三ノ沢
 伊豆天城本谷川
2011年11月8日
単独



 しばらく都合がつかずに、沢を歩いていない。久々に伊豆天城の本谷川支流である河原小屋沢のその支流を歩いた。今年の4月10には、河原小屋沢の本流を歩いたが、今日は、本流に匹敵する流程を持つ二ノ沢を歩こうと考えた。この二ノ沢は、地形図に水線を入れてみると思いのほか立派な流れであることが分かった。本流はなかなかの水量で、ゴルジュも持つ立派な沢であった。支流もそれなりの渓相を持っているだろう。そう期待して現地へ向かった。
 湯ヶ島温泉から西へ入り、河原小屋沢左岸の林道を歩く。林道から二ノ沢の出合に降りてみると思いのほか水量がない。これでは、歩いてもすぐに水が涸れるだろうというような量だった。ここは、あきらめて上流へ向かった。水量の多い支流へ入ろうと考えた。すぐに堰堤に阻まれて左岸の林道へ上がる。しばらく進むと、樫山橋が架かる。左岸から水量のある沢が入る。この橋の上から、対岸に三ノ沢が見える。結構水がある。ここに決めた。平凡な出合だが、水量が申し分ない。河原へ降りて三ノ沢の出合で遡行の準備をした。
 三ノ沢は、入渓後じきに沢が二手に分かれるはずである。右岸にワサビ田を見るとその先で、沢が左右に分かれていた。この二俣は、両俣とも大きな滝を懸けている。左俣は5m、5mの二段滝、上の滝はゴルジュになっている。右俣も二段10m滝だが、やや傾斜が緩い。こちらの方を登ることにした。最初の滝なので緊張した。上段がヌメっていて、やや難しい。この上で三段の小滝が現れると、その先で沢は大きく右へ曲がる。と、思いがけなく前方に堰堤が見える。河原小屋沢本流にはいくつか堰堤があったが、支流に堰堤があるとは思わなかった。地形図を見るかぎりそのような徴候は全く無い。仕方なく右から堰堤を巻いた。だが、堰堤上は完全な涸れ沢と代わり、さらに上流には、堰堤が幾つか見えた。出合から250m歩いただろうか。右の尾根に上がり急な斜面を上がった。程無く林道に出た。これは、二ノ沢、三ノ沢の中間部を横切る林道である。林道を歩き三ノ沢の左俣そして二ノ沢を覗いてみたが、どれも堰堤が設置され水もない。どれも、沢歩きには適さない沢のようである。きょうの沢歩きはこれで終了としよう。
 沢のガイドやwebの沢情報を頼りに歩いている訳ではない。地形図を見て等高線が密に描かれている滝の有りそうな窪を歩いているに過ぎない。こういうこともあるだろう。きょうの収穫は、三ノ沢二俣の二段10m滝だけだった。

二俣 両俣が二段滝10m 右俣 二段10m滝 二段10m滝上段 滑りやすい


三段の小滝 沢が右へ曲がると堰堤 その上は涸れ沢になる




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