奥秩父 丹波川小菅川本谷

2009年7月12日 曇りときどき晴れ
沢登り同好会さわね
下野さん、西嶋さん、NKさん
クマチさん、高橋

遡行図

ミヤママタタビ 下山道で見つける。葉が桃色で目立つ。

 小菅川本谷は、最初ゴーロ歩きが長いが、滝が連続して現れ始めると滝登りに夢中になってしまう。大滝12mの直登は難しいが、ロープの下がった右を簡単に負ける。石丸峠と大菩薩峠の方向へ分かれる沢の二俣を右へ、大菩薩峠の方向へ入ると沢床が露岩となり、さらに岩に緑の苔が生えて美しい景観を見せてくれる。ここには、六つの小滝が現れ、やはり夢中で滝を登ることになった。ボサの被るようになった沢を詰め、標高1680m付近になると石積みの作業道が現れる。ここから沢北側の登山道へ簡単に上がれるので便利だ。

 さわねの7月初めの山行は、小菅川本谷遡行だ。梅雨空に心配しながら、それでも沢を歩く日には晴れることを願い当日を待つ。今シーズンの土日の天候は結構恵まれている。いちど庚申川・笹ミキ沢で雷雨と雹に見舞われた以外は、全ての山行で晴れ間の出る天候に恵まれてきた。小菅川本谷の遡行、7月12日の天候予報も二転三転したが、結局くもりの予報がはずれ晴れ間の出る絶好のコンディションになった。

 小菅川本谷は、初めての沢だ。車をトイレのある雄滝駐車場に止め、途中「日向沢の登山道入り口」を過ぎて林道を終点まで歩いて入渓した。この駐車場から入渓点までは30分ほど歩くので、林道終点に駐車したほうが楽ちんだろう。遡行後の下山は、本谷北側の登山道を下り、日向沢の出合へ降りて来れば下山の時間を短くできる。

 林道終点から沢へはすぐ降りられる。入渓後すぐ左から沢が入り、その先で無骨な堰堤が二基現れる。いずれも左を越えた。太い倒木の掛かる2m滝、階段状の4m滝を越えて歩くと、沢に木橋が懸かっている。作業道なのだろう。ゴーロをかなり歩いて、いい加減飽きて来た頃に3m滝になる。この滝を越えると、右から滝になって枝沢が出合うのが樹間に見える。さらに3m滝を過ぎると、本格的な6m滝となるが、ここは釜の右から取り付き滝右を越えた。ここは、左を小さく巻くこともできる。その後、釜のある4m滝が二つ続く。この滝の水流沿いを登るには滝つぼに落ちる覚悟も必要だ。4m滝二つとも左を小さく巻くことがもきる。この滝の上はゴルジュとなり、3m滝が二つ、8m滝、6m滝と手ごろな滝が連続して現れる。滝の登りは難しいところは無く、楽しいところだ。この6m滝の上で二俣となり、左へ入ると4m滝、大滝12mと続く。四角い岩の積み重なったようなこの12mは豪快だ。直登は難しいので巻き道を探すと、滝右上に立派なロープが下がっていた。

 この12m滝上は再びゴーロとなる。30分ほど歩くと二俣(1:2)になり、ここは大岩の上にケルンのある右俣に入った。左俣には、5〜6m程の滝が二つ見える。右俣は、滝と沢床が岩となり小滝が続く。どれも楽しい滝登りになる。最後の4m滝を越えると右から沢幅の広い岩の沢床を見せる枝沢が入る。水はほとんど無い。本流は左で水が豊富だ。本流を進み左から二本目の支沢を入れると1:3の二俣になる。ここを右俣へ入り荒れた沢を詰めると、左から沢を入れ、すぐ標高1680m付近で作業道が沢を横断する。ここは、石積みで道を補強してあるのですぐ分かる。遡行はここまでだ。この作業道を利用すれば、北側尾根の登山道までは、20分ほどだ。この作業道は、ヤブ漕ぎするところも無く、標高1750mの登山道へ出る。ここから日向沢を渡る林道の橋まで約1時間半ほどである。

 標高1590m付近で右から出合う「沢幅の広い岩の沢床を見せる枝沢」は、登山道の標高1750m付近へ伸びているので、今度は沢床全体が明るいグレーの露岩となったこの沢を詰めてみたいと思う。水はほとんど流れていなかったが、沢前方にはスラブの涸滝が見えた。楽しい涸滝の登りが待っているような気がする。


倒木の掛かる2m滝 水に入り倒木を上がる  ゴーロが長く続く 結構疲れる

3m滝 初めての滝らしい滝。どこからでも登れる 両岸狭まった3m滝 登れないので右を上がる

前方に6m滝が見える。釜のあるこの滝は右の岩を登った。巻きは左。
同上6m滝の水流沿いを登るNKさん



4+4m滝の上は3m、3m滝そして奥に見える8m滝。難しいところは無い。
釜のある4m滝が二つ連続 上部にも水流が見える。 下段、上段とも水流右を登れるが、左を巻いたほうが簡単

8m滝の左を登る下野さん 1350mの二俣で休憩


12m大滝手前の4m滝 左の水流沿いを登ったが濡れる。
大滝12m ここは、右のフィックスロープを使い巻いた。

標高1500m二俣の左俣の様子 ここは、ケルンのあった右俣へ入る。
同二俣上の6m滝 苔が付いている。みんな、滝が現れると元気になる。

同上6m滝の落ち口を歩く。まだまだきれいな沢が続く。


コースタイム
駐車場9:16−林道終点の入渓点9:45−堰堤9:49−倒木の掛かる2m滝10:21−右から枝沢(滝)11:14−釜のある6m滝11:35−4m、4m連瀑11:49−二俣(1350m)12:20〜12:43−12m大滝12:58−二俣(1500m)13:42−二俣(1610m)14:16−作業道(1680m)14:45−登山道(1750m)−日向沢登山道入口16:43−駐車場17:08



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